松尾祐希 新着記事

MVP受賞は「チームとして受け取ったもの」。キャプテン藤田譲瑠チマの言葉で読み解く大岩Jの成長【U-23アジア杯】

 トロフィーを掲げた背番号8は、とびっきりの笑顔で仲間たちと喜びを分かち合った。そこに緊張や重圧から解放された雰囲気は微塵もない。安堵感とも違う。ただただ最高の瞬間に酔いしれた。 5月3日に行な... 続きを読む

「懐かしいですね。あいつがフワっとしていた時が」川崎の大先輩・谷口彰悟の言葉から紐解く高井幸大の成長「これから引っ張っていく存在になる」【U-23アジア杯】

 高い打点のヘッドで屈強な相手FWに競り勝ち、地上戦でも身体を張ったディフェンスで突破を許さない。正確なビルドアップも磨きがかかり、左右に蹴り分けて攻撃の出発点となる。隙あらば自らボールを持ち運... 続きを読む

GK小久保玲央ブライアンは「寂しさがある」とぽつり。“ワンチーム”の一体感を噛みしめながら、決勝ウズベク戦に臨む「勝って全員で喜びたい」【U-23アジア杯】

 4月8日にカタール入りしてから、5月3日で26日目。U-23アジアカップの戦いはついにフィナーレを迎える。 大岩剛監督が率いるU-23日本代表は、4月29日の準決勝でイラクを2-0で下し、パリ... 続きを読む

大岩ジャパンのパリ五輪“18枠”を最速予想。3つのOAを使うならどのポジション? 久保建英は招集すべき?

 大岩剛監督が率いるU-23日本代表は、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップの準決勝でイラクに2-0で勝利し、上位3か国に与えられるパリへの切符を掴み取った。 残すはウズベキスタ... 続きを読む

今だから言える――準々決勝カタール戦で味わった極限状態。山本理仁は夜も寝つけず「僕らが負けていたらゾッとする」【U-23アジア杯】

 パリ五輪出場が決まった瞬間、MF山本理仁(シント=トロイデン)は安堵した。「良かったしかない(笑)。ホッとしています」 勝てばパリ行きが確定する準決勝のイラク戦。延長戦の末に4-2で勝利した準... 続きを読む

3年前の誓い、パリに向けた“松木玖生”の物語はスタートしていた。カタールの地では余裕を持ってプレー。決勝ウズベク戦にも全力で挑む【U-23アジア杯】

 青森山田高の3年生だった松木玖生(FC東京)は、こんな言葉を残していた。「3年後の五輪は狙っています」。東京五輪が終わって約1週間。「まずはチームで結果を残すことが第一優先」としつつ、インター... 続きを読む

出場停止明けの西尾隆矢が明かす谷口彰悟との邂逅。隣席したUAE戦でどんな言葉を交わし、何を学んだのか【U-23アジア杯】

 3試合ぶりに23人全員が揃う。 出場権獲得まであと1勝。パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップに参戦している若き日本代表は、現地時間4月29日に準決勝でU-23イラク代表と戦う。... 続きを読む

「こんな気持ちになったのは初めて」決勝弾アシストの荒木遼太郎がカタール戦で味わった重圧。右サイドにも難なく適応「スムーズにできた」【U-23アジア杯】

 パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップの準々決勝で、日本は開催国のカタールと対戦した。 開始2分にMF山田楓喜(東京V)が先制点を挙げたが、24分に追いつかれる。前半の終了間際に... 続きを読む

本領発揮が待たれるファンタジスタ荒木遼太郎。カタール戦に意気揚々「緊張感のある試合は好きなので楽しみ」【U-23アジア杯】

 狭いエリアで時間を作るキープ力、決定機につながる鮮やかなスルーパス、相手の虚を突いたミドルシュート。どれを取っても一級品で、J1の舞台で6戦5発の活躍を見せている理由は一目瞭然だ。 FC東京で... 続きを読む

「みんなのボルテージは管理したい」開催国カタール戦で、CB木村誠二は冷静さを貫く構え「逆に審判を味方につければ、かなりプラス」【U-23アジア杯】

 FC東京のアカデミー育ちで、世代別代表に名を連ね、大岩ジャパンではチームの立ち上げ当初から継続して活動に参加してきたCBの木村誠二。現在は、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五... 続きを読む

誰もが細谷真大の復活を待ちわびている。漂わせるゴールの予感。「チームを勝たせる意味でも自分が取る」と決意【U-23アジア杯】

 ストライカーは繊細だ。 ちょっとしたきっかけで感覚が乱れてしまう。今まで入っていたシュートが枠に飛ばず、決まったと思った一撃がバーやポストを叩く。そのたびに天を仰ぎ、気がつけば、蟻地獄のように... 続きを読む

あくまでもクールに。でも熱く。日韓戦に内野貴史は意気盛ん「ちょっと気合が入りますよ」。日の丸を背負う覚悟と責任とともに【U-23アジア杯】

 2連勝でグループステージ(GS)突破を決めた大岩ジャパンが、次に目ざすのは、首位でノックアウトステージに向かうことだ。 グループ1位を懸けた大一番の相手は宿敵・韓国。韓国も2連勝でGS突破を決... 続きを読む

大注目の大型右SB! パリ五輪目ざす大岩ジャパンで関根大輝が躍動「遊び心を持てていて、ちょっと余裕もある」【U-23アジア杯】

 187センチの高さと技術力。加えて、戦術理解度に秀でており、運動能力も高い。可能性に満ち溢れた大型右SBが躍動を続けている。 拓殖大サッカー部を退部し、大学生活を1年残して今季から柏レイソルで... 続きを読む

なぜ高井幸大は逞しさが増した? GS突破が懸かるUAE戦でも“ディフェンスリーダーは俺だ!”と言わんばかりの活躍を【U-23アジア杯】

 今から11か月前、高井幸大(川崎)はアルゼンチンの地で奈落の底に突き落とされた。 若き日本代表の一員としてU-20ワールドカップに臨み、右SBで全3試合に出場。高さとフィジカル対策で、冨樫剛一... 続きを読む

「忘れるわけにはいかないけど...」仲間に救われた西尾隆矢、痛恨の“一発レッド”から一夜明け、何を語ったか「本当に謝罪しかない」【U-23アジア杯】

 悔やんでも悔やみ切れない。祈るような気持ちで仲間の戦いを別室から見届けた。頼むから勝ってくれ――。CB西尾隆矢(C大阪)にとって、残りの約75分間は誰よりも長く感じただろう。「本当に、頭が上が... 続きを読む

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