遠藤保仁が語る「記憶に残る5つのゲーム」/やはり“あの試合”を選出!

【GAME1】当時の背番号は27番。高卒ルーキーながら開幕から先発に名を連ねてフル出場を飾り、「プロとしての覚悟」を実感したという。(C)SOCCER DIGEST

【GAME2】リーグ戦10試合の出場で初ゴール。本人は「やっと取れた」(遠藤)と語る。値千金の同点弾で勢いが増した横浜Fは、その直後に逆転した。(C)SOCCER DIGEST
遠藤保仁セレクト「記憶に残る5つのゲーム」
J1通算500試合出場――。偉業達成までに積み上げてきたその歴史の中から、特に印象に残るゲームを遠藤本人にセレクトしてもらい、その思い出を語ってもらった。
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■GAME1(プロ初出場)
1998年3月21日 第1ステージ1節
横浜M 1(延長)2 横浜F
得点:M=サリナス(50分)
得点:F=永井(18分)、佐藤(95)分
遠藤コメント
「満員のスタジアムで、プロ1年目の開幕戦に出場し、その楽しさを肌身で実感したうえ、この先プロとして戦っていくんだという覚悟を備えられた。これがのちのサッカー人生を作り上げるうえで大切な礎になった」
■GAME2(プロ初ゴール)
1998年8月1日 第1ステージ15節
横浜F 3-2 鹿島
得点:F=永井(52分、59分)、遠藤(87分)
得点:鹿=柳沢(31分)、増田(61分)
遠藤コメント
「そんな簡単にゴールを取れるとは思っていなかったけど、当時のフリューゲルスには錚々たる顔ぶれがいたからね。だから正直、こんなに時間がかかるとも思っていなくて(笑)。だから、決めた時は『やっと取れた~』って感じでした」
■GAME3(磐田の強烈なインパクト)
1998年10月3日 第2ステージ9節
横浜F 0-4 磐田
得点:F=なし
得点:磐=中山(38分、60分、86分)、古賀(89分)
遠藤コメント
「実は、この年の磐田戦はいずれも自分はベンチ外だったんだけど、当時の磐田は黄金期で、圧倒的に強くて。アウェーで0-4と大敗した後、ホームでも0-4と完敗。首位を走るチームって、こんなにも強いのかと思い知らされたという意味で、インパクトに残っている試合」