「必要以上にストレスを感じてプレーが散漫にならないような精神バランスが大切」
決して順風満帆とはいえない2019年シーズンの南葛SC。しかし、こんな状態であるからこそ決して自分たちを見失わないことを強調する。
「うまくいかない時こそ焦らない。必要以上にストレスを感じてプレーが散漫にならないような精神バランスが大切だと思います。緊張しすぎずリラックスしすぎず、ちょうどいいラインをどんな状況でも保っていくことが必要です」
CBとして奮闘する柴村自身、この言葉を心に留めてプレーしている。5月19日の6節・CERVEZA FC 東京戦の前半に相手と競り合って鼻を複雑骨折。6月23日の8節にはオーダーメイドのフェイスガードを着用して復帰した。
「普通の骨折ではなかったので、よりガード力を高めたフェイスガードになりました。結果、恐怖心は生まれませんでしたが、視野は狭くなりましたね」
不慣れな状態でプレーすることになってもいつもと変わらず淡々と、自分にできることをする。7月7日の9節・TOKYO UNITED Plus戦ではチームが同点に追いついた後、自らのバックパスをさらわれて失点しまうシーンもあった。
「ミスした時は落ち込んでしまうことが最もマイナスになる。だからすぐに“自分で取り返そう”という気持ちに切り替えました。ありがたかったのは、周りのみんなもなんとかカバーしようという雰囲気になってくれたこと。それが反撃の原動力になりました」
切り替えたとおり、その後自ら同点ゴール。チームはさらに勢いを増した。結果は同点で終わったものの、柴村のプレーがひとつのカギになり、チーム全体が強い気持ちでまとまった試合を見せた。入り込みすぎず、かといって絶対に諦めない。大空翼が「心は熱く頭は冷静に」(『キャプテン翼ライジングサン』第65話)と言うような状態がシーズンの途中から出始めてきたのは大きな成長だ。
「うまくいかない時こそ焦らない。必要以上にストレスを感じてプレーが散漫にならないような精神バランスが大切だと思います。緊張しすぎずリラックスしすぎず、ちょうどいいラインをどんな状況でも保っていくことが必要です」
CBとして奮闘する柴村自身、この言葉を心に留めてプレーしている。5月19日の6節・CERVEZA FC 東京戦の前半に相手と競り合って鼻を複雑骨折。6月23日の8節にはオーダーメイドのフェイスガードを着用して復帰した。
「普通の骨折ではなかったので、よりガード力を高めたフェイスガードになりました。結果、恐怖心は生まれませんでしたが、視野は狭くなりましたね」
不慣れな状態でプレーすることになってもいつもと変わらず淡々と、自分にできることをする。7月7日の9節・TOKYO UNITED Plus戦ではチームが同点に追いついた後、自らのバックパスをさらわれて失点しまうシーンもあった。
「ミスした時は落ち込んでしまうことが最もマイナスになる。だからすぐに“自分で取り返そう”という気持ちに切り替えました。ありがたかったのは、周りのみんなもなんとかカバーしようという雰囲気になってくれたこと。それが反撃の原動力になりました」
切り替えたとおり、その後自ら同点ゴール。チームはさらに勢いを増した。結果は同点で終わったものの、柴村のプレーがひとつのカギになり、チーム全体が強い気持ちでまとまった試合を見せた。入り込みすぎず、かといって絶対に諦めない。大空翼が「心は熱く頭は冷静に」(『キャプテン翼ライジングサン』第65話)と言うような状態がシーズンの途中から出始めてきたのは大きな成長だ。