小宮良之 新着記事

モドリッチやイニエスタ…“サッカーを知っている選手”とは?【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 日本ではこの表現は正しく使われないことが多いが、スペイン語圏では頻繁に用いられる。スペイン語では同じ知るという動詞でも、SaberとConocerという二つの知る、がある。ここでの正解はSab... 続きを読む

三笘薫は他のドリブラーと何が“違う”のか? それは身につけられるのか? 【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「ドリブルはゴール(シュート)よりも簡単だ」 レアル・マドリーのブラジル代表アタッカー、ヴィニシウス・ジュニオールの言葉は重みがある。ヴィニシウスは「ドリブルはうまいのに、シュートが下手」と痛烈... 続きを読む

“戦力外”でもバルサに残ったプッチとレンタルに出たアレニャの明暗。「チーム選びを間違えると…」【小宮良之の日本サッカー兵法書】

<どんなチームでも活躍できる実力を備える> それは、サッカー選手がプロとして生きていくための理想と言えるだろう。適応力。それは欠かせないものだ。チームが求める要求を満たすことで、限界を破ったり、... 続きを読む

「試合中の自分はまるで別人」トップGKに必要なメンタリティーとは?【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 各ポジションに、人間としてのキャラクターは出る。例えばストライカーとしての能力は持っていても、性格が合わずに大成できない、という例はプロの世界ではしばしばある。逆説すれば、キャラクターはそのポ... 続きを読む

C・ロナウドは“ビッグマウス”か。傲慢に映る振る舞いも選手としては極めて謙虚【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 ビッグマウス。 それはプロっぽいし、プロっぽくないと言える。 高い志を持って、そこに到達するために、考えを言葉にし、それを伝える。伝えることによって、自覚し、集中し、重圧を乗り越えることで、力... 続きを読む

「14-0」で勝てる日本は世界から取り残される危険性も。ポルトガルがアゼルバイジャンに苦戦する欧州予選と比べると…【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 世界のサッカーは、着実に前へ進んでいる。今年3月、各地で行われたカタールワールドカップ欧州予選は、その証左だった。 かつての世界王者であるスペインは、当時のメンバーはほとんどいなくなっている。... 続きを読む

欧州におけるベテラン選手の契約の“傾向”。やや厳しい日本との違いは?【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 契約を交わす。 それは、サッカー選手にとってプロであることの証明である。契約がないサッカー選手は、宙に浮いた存在になってしまう。職業として、名乗れない。一転して、何者でもなくなってしまう危険が... 続きを読む

リーガで12発!地道な鍛錬でソシエダの主砲に成長した“イブラの再来”【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 2019-20シーズン、レアル・ソシエダの全体練習後、目を引く光景があった。居残り練習。スウェーデン人FWアレクサンダー・イサクが、単純なクロスボールをゴールに叩き込むュート練習を粛々と行なっ... 続きを読む

「フォーメーションなど、電話番号のようなものだ」本質を突いた名将の言葉。重要なのは数字ではなく…【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 4-4-2、4-2-3-1、4-3-3、4-2-1-3、3-4-3、3-5-2、5-4-1……。世界中で様々な戦術フォーメーションが生まれ、運用され、すたれ、また生... 続きを読む

CLアタランタ戦の勝利を呼び込んだジダン采配の“妙”【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「相手が一人少なくなった試合で、決して素晴らしい試合をしたわけではない。しかし、大事なのは勝つことだ」 チャンピオンズリーグ、ラウンド16の第1レグでアタランタに、0-1と敵地で勝利を収めた後、... 続きを読む

かつての豊田陽平や鄭大世etc…“1部昇格に適した”ストライカーとは?【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 2020年シーズン開幕前、サッカーダイジェスト本誌のアンケートで、J2得点王を「京都サンガのピーター・ウタカ」と筆者は予想している。的中したが、予想は予想であって、大きな意味はない。見事に外れ... 続きを読む

マンUに“ズタズタ”にされたR・ソシエダ。それでも胸を張っていい“確固たるポリシー”【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 ヨーロッパリーグ(EL)、ラウンド・オブ32。スペインのレアル・ソシエダは、マンチェスター・ユナイテッドとの第1レグで0-4と大敗を喫した。「ハリケーンにズタズタにされた」 スペイン大手スポー... 続きを読む

スアレスを失ったバルサと、手に入れたアトレティコの“迫力の差”。戦術を超越したストライカーが浮沈を左右する【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 猛々しさを感じさせるゴールゲッターを擁するクラブは、欧州カップ戦を勝ち抜き、国内リーグでも優勝を争っている。 ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)、アーリング・ハーランド(ボルシ... 続きを読む

「今日はお前の足を折ってやる」マラドーナが脅されていた“悪辣な時代”に、メッシは生き延びられていたか?【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 サッカーを取り巻く環境は、時代の流れで変わっている。変らざるを得ない。是非もなし、である。「今日はお前の足を折ってやるからな」 スペインのサッカーの現場では、80年代までこんな脅し文句がまかり... 続きを読む

「負けたら終わりーー」まるで死と隣り合わせの武士のようなフットボーラーの“生き様”【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 明日をも知れぬ身だった戦国武将と、現代を生きるプロサッカー選手というのは、まるで接点がないようでどこか似ている。 勝利によって、金も名声も同時に手に入れられる。しかし負ければ、真っ逆さまに追い... 続きを読む

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