武藤がCFの先発を飾ってもおかしくはない。
【FW】
◎本田圭佑(ミラン)/△南野拓実(ザルツブルク)/○原口元気(ヘルタ・ベルリン)/○宇佐美貴史(G大阪)/◎岡崎慎司(レスター)/○武藤嘉紀(マインツ)/△金崎夢生(鹿島)
先述したとおり、前線3枚には、お約束の“ひとつのポジションにふたり”の計算が成り立つ6人ではなく、「7人」を選んだセクション。右ウイングは本田が盤石のレギュラーで、サブには若い南野がスタンバイ。左ウイングは原口と宇佐美が激しい定位置争いを繰り広げている。CFは岡崎、武藤と続き、11月シリーズ最大のサプライズが、2010年以来の代表復帰となった金崎だ。
先日のナビスコカップ決勝でもハイパフォーマンスを披露した金崎の、ここ最近の活躍ぶりは別レポートで詳しくまとめているが(【日本代表】約5年振りに代表復帰の金崎。類まれなる積極性で本物のサプライズをもたらすか)、CFでの起用が予想されるなか、中央だけでなくサイドに流れて攻撃の起点になれるなど、機動力に優れるだけにウイングで試してみても面白そうだ。
この期待の“新戦力”を除けば、他の6人はほぼ予想どおりのメンバーと言える。10月シリーズに続いて招集された南野に関しては、代表デビューとなったイラン戦ではわずか数分のプレータイムしか与えられなかっただけに、今回は練習からも猛アピールを見せ、一定の出場時間を得て、結果を残し、ハリルジャパンにおける地位を確立させたい。
また、10月31日のアウグスブルク戦でプロ初のハットトリックを達成した武藤の状態も良好のはず。逆に、岡崎はクラブレベルでは一時の勢いが薄れつつある。現在のコンディションを考慮すれば、武藤がCFで先発を飾ってもおかしくはない。
いずれにせよ、シンガポールとカンボジアは、ともに引いて守りを固めてくるはず。その分厚い守備網をいかに切り崩していくか。特にシンガポール戦に関しては、“同じ失敗”は許されない。圧倒的な破壊力を見せつけて、ゴールラッシュを決めたい。
※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=バックアッパー
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
◎本田圭佑(ミラン)/△南野拓実(ザルツブルク)/○原口元気(ヘルタ・ベルリン)/○宇佐美貴史(G大阪)/◎岡崎慎司(レスター)/○武藤嘉紀(マインツ)/△金崎夢生(鹿島)
先述したとおり、前線3枚には、お約束の“ひとつのポジションにふたり”の計算が成り立つ6人ではなく、「7人」を選んだセクション。右ウイングは本田が盤石のレギュラーで、サブには若い南野がスタンバイ。左ウイングは原口と宇佐美が激しい定位置争いを繰り広げている。CFは岡崎、武藤と続き、11月シリーズ最大のサプライズが、2010年以来の代表復帰となった金崎だ。
先日のナビスコカップ決勝でもハイパフォーマンスを披露した金崎の、ここ最近の活躍ぶりは別レポートで詳しくまとめているが(【日本代表】約5年振りに代表復帰の金崎。類まれなる積極性で本物のサプライズをもたらすか)、CFでの起用が予想されるなか、中央だけでなくサイドに流れて攻撃の起点になれるなど、機動力に優れるだけにウイングで試してみても面白そうだ。
この期待の“新戦力”を除けば、他の6人はほぼ予想どおりのメンバーと言える。10月シリーズに続いて招集された南野に関しては、代表デビューとなったイラン戦ではわずか数分のプレータイムしか与えられなかっただけに、今回は練習からも猛アピールを見せ、一定の出場時間を得て、結果を残し、ハリルジャパンにおける地位を確立させたい。
また、10月31日のアウグスブルク戦でプロ初のハットトリックを達成した武藤の状態も良好のはず。逆に、岡崎はクラブレベルでは一時の勢いが薄れつつある。現在のコンディションを考慮すれば、武藤がCFで先発を飾ってもおかしくはない。
いずれにせよ、シンガポールとカンボジアは、ともに引いて守りを固めてくるはず。その分厚い守備網をいかに切り崩していくか。特にシンガポール戦に関しては、“同じ失敗”は許されない。圧倒的な破壊力を見せつけて、ゴールラッシュを決めたい。
※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=バックアッパー
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)