遠藤が戻り、柏木が再選され、柴崎が外れる。

トップ下の控えではあるが、清武(13番)の実力は香川と比べても決して見劣りはしない。同じく現状はバックアッパーの柏木(19番)とともに、得意のセットプレーでも違いを見せるなどして、攻撃面でのグレードアップを実現させたい。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)
【MF】
◎長谷部誠(フランクフルト)/◎山口 蛍(C大阪)/○遠藤 航(湘南)/○柏木陽介(浦和)/◎香川真司(ドルトムント)/○清武弘嗣(ハノーファー)
2ボランチに関しては、長谷部と山口が“鉄板”で、ここに遠藤と柏木がどこまで食い込めるか(遠藤は右SBのバックアッパーとしても計算されている)。
10月シリーズからの変化で言えば、柴崎岳(鹿島)が外れている。柴崎も六反と同じように、“他の選手も見てみたいから”という理由で選ばれなかったようだが、10月13日のイラン戦では、及第点の出来ではあったものの、強烈なインパクトを残すほどでもなかった。それが今回の選出に多少なりとも影響しているのかもしれない。
前回は怪我の遠藤の代わりに、柏木が選出された感がある。そして今回は遠藤が戻ったが、「組み立てに参加してほしい選手」(ハリルホジッチ監督)としてプレーメーカーの柏木が再び選ばれて、同タイプの柴崎が外れている。
指揮官から「もっとトレーニングを続けてほしい」との要望も出された柴崎は危機感を覚えるべきであると同時に、柏木はその評価を高めたと見ていい。セットプレーからの得点率を高めるために、CKのキッカーとしてもその存在は重宝されるだろう。
トップ下は香川が不動。二番手はハノーファーの大黒柱として君臨する清武が控えるが、両者の実力に大きな差はない。現チームのストロングポイントのひとつであり、息の合った連係を見せる両者の同時起用も見てみたいところだ。
※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=バックアッパー
◎長谷部誠(フランクフルト)/◎山口 蛍(C大阪)/○遠藤 航(湘南)/○柏木陽介(浦和)/◎香川真司(ドルトムント)/○清武弘嗣(ハノーファー)
2ボランチに関しては、長谷部と山口が“鉄板”で、ここに遠藤と柏木がどこまで食い込めるか(遠藤は右SBのバックアッパーとしても計算されている)。
10月シリーズからの変化で言えば、柴崎岳(鹿島)が外れている。柴崎も六反と同じように、“他の選手も見てみたいから”という理由で選ばれなかったようだが、10月13日のイラン戦では、及第点の出来ではあったものの、強烈なインパクトを残すほどでもなかった。それが今回の選出に多少なりとも影響しているのかもしれない。
前回は怪我の遠藤の代わりに、柏木が選出された感がある。そして今回は遠藤が戻ったが、「組み立てに参加してほしい選手」(ハリルホジッチ監督)としてプレーメーカーの柏木が再び選ばれて、同タイプの柴崎が外れている。
指揮官から「もっとトレーニングを続けてほしい」との要望も出された柴崎は危機感を覚えるべきであると同時に、柏木はその評価を高めたと見ていい。セットプレーからの得点率を高めるために、CKのキッカーとしてもその存在は重宝されるだろう。
トップ下は香川が不動。二番手はハノーファーの大黒柱として君臨する清武が控えるが、両者の実力に大きな差はない。現チームのストロングポイントのひとつであり、息の合った連係を見せる両者の同時起用も見てみたいところだ。
※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=バックアッパー