「川島が、あるクラブとほぼ合意に達したのは良いニュース」
11月5日、ロシア・ワールドカップのアジア2次予選のシンガポール戦(12日)、カンボジア戦(17日)に挑む日本代表メンバー23人が発表された。ここでは、会見の前半に発表した招集メンバーに対するハリルホジッチ監督の選手評を紹介する。
〈選出メンバー〉
GK(3名)
西川周作(浦和)、東口順昭(G大阪)、林 彰洋(鳥栖)
DF(7名)
長友佑都(インテル)、槙野智章(浦和)、森重真人(FC東京)、吉田麻也(サウサンプトン)、藤春廣輝(G大阪)、丸山祐市(FC東京)、酒井宏樹(ハノーファー)
MF(6名)
長谷部誠(フランクフルト)、柏木陽介(浦和)、香川真司(ドルトムント)、清武弘嗣(ハノーファー)、山口 蛍(C大阪)、遠藤 航(湘南)
FW(7名)
岡崎慎司(レスター)、本田圭佑(ミラン)、金崎夢生(鹿島)、原口元気(ヘルタ・ベルリン)、宇佐美貴史(G大阪)、武藤嘉紀(マインツ)、南野拓実(ザルツブルク)
〈会見要旨/メンバー発表〉
「(先立ってコメントした霜田技術委員長が)2試合を勝って終わりたいということでしたが、私の意見も同じです。
今年最後の2試合はアウェーゲームですが、少しリストに変更を加えました。(発表するメンバーに)何人かの選手はいませんが、それは彼らが悪いのではなく、他の選手にチャンスを与えたいということです。もちろん、何人かの選手はもっと頑張ってほしいというメッセージも込めています。今から、それを具体的に説明していきます」
●GK-西川、東口、林について
「西川、東口、そして初めて林を呼びます。林は長い間、追跡してきた選手です。少し膝に問題を抱えていました。それもあってこれまで招集していませんでしたが、このところ高いパフォーマンスを見せています。彼をダイレクトに見る機会を設けたいと思っていますし、良い機会なのでしっかり(自分のプレーを)見せてチャンスを掴んでほしいと思います。
良いニュースとして川島の件がありますね。あるクラブ(ダンディー・ユナイテッド)と、ほぼ合意まで達したと聞いています。トレーニングは続けているようですし、労働許可証が必要ですが、できるだけ早く(試合で)プレーしてほしいと思っています。川島にとってはポジティブなことですし、私もずっとコンタクトを取っていますから、あとはプレーするのを待つだけです」