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【J2前半戦終了】全22チームの戦いぶりを振り返る Vol..5――札幌、東京V、長崎、徳島、大分編

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年07月09日

大分――駒は揃うも新戦力の力を引き出せず。ピッチ上の指揮官不在も響く。

昨季、大分の主軸のひとりに成長した松本。20歳の若武者がチームの危機を救えるか。

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大分トリニータ
リーグ成績(21節終了時):22位 勝点15 2勝9分10敗 18得点・27失点
 
【前半戦の戦いぶり】
 もどかしい。これまでの戦いをひと言で表現すると、そうなる。攻撃力アップに向けて兵働、岡本、三平ら実力者を揃え、上位を狙えるポテンシャルがありながら、よもやの最下位に低迷している。
 
 特に物足りなさを感じるのが攻撃面だ。連動性に欠け、奪った得点数の半数以上がセットプレー。昨季から攻撃を牽引してきた風間宏矢が岐阜にレンタル移籍することも決まった。
 
 田坂前監督の解任理由のひとつが、特に新加入選手の力を引き出せなかったこと。力のある選手たちが思うように活躍できていない現状を改善する必要があるだろう。
 
 このほど正式に就任した柳田監督は(これまでは監督代行)、若手を積極的に起用しているが、幾多の経験を積むベテランと融合してこそ、チームの完成度が増す。ピッチ上の指揮官がいないことも低迷の要因に挙げられる。
 
【前半戦のMVP
松本昌也(MF)
期待値を加味して、若きリーダー候補を選出。中盤の底を主戦場に、状況判断の早さでピンチの芽を摘む一面も増えた。
 
文:柚野真也(フリーライター)
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