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【J2前半戦終了】全22チームの戦いぶりを振り返る Vol..5――札幌、東京V、長崎、徳島、大分編

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年07月09日

長崎――総じて及第点の前半戦だったが、守備的スタイルのチームには苦戦も。 

昨年は、韓国のアジア大会優勝にも貢献したイ・ヨンジェ。他クラブからの引き抜きの噂もあるが……。

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V・ファーレン長崎
リーグ成績(21終了時):10位 勝点30 8勝6分7敗 23得点・17失点
 
【前半戦の戦いぶり】
 決して戦力的には恵まれていないが、今季も中位をキープ。持ち味のプレスは健在で、攻撃陣もここ数試合は思うように得点を挙げられていないものの、エースのイ・ヨンジェを中心に奮闘する。
 
 新加入選手もフィットし、なかでも運動量豊富な梶川と、身長187センチの李は出色の出来だ。前者はここまでの全試合に出場し、4ゴール・3アシスト。後者は3バックの一角を担いながらも3ゴール・2アシストと攻撃センスが光る。
 
 総じて及第点の前半戦だったが、割り切った守備的なスタイルで挑んでくるチームには苦しい戦いが目立った。下位相手に0-1で星を落とすケースが多く、その点では修正が必要か。
 
【前半戦MVP
イ・ヨンジェ(FW)
戦車のようなドリブル旗を寄せ付けない。その能力に目を付けたG大阪が触手を伸ばす。
 
文:植木修平(フリーライター)
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