香川のランクダウンは避けられない。
【MF/7人(欧州組3人 国内組4人)】
ボランチ:◎長谷部誠(フランクフルト)/◎柏木陽介(浦和)/○山口 蛍(C大阪)/〇大島僚太(川崎)/△永木亮太(鹿島)
長谷部は不動の中盤の軸。2ボランチは「守備タイプ+攻撃タイプ」を組ませるのが基本形とするならば、相棒は「後ろから組み立てる存在」(ハリルホジッチ監督)である柏木で異論はないだろう。
代わり映えのしない招集メンバーのなかで唯一、初招集となったのが永木だ。ハリルホジッチ監督は「長谷部、山口、永木あたりがボールを奪う」と語るように、守備タイプに分類されており、目下のライバルは山口になる。
大島は柏木のバックアッパーとして控えるが、「信頼して使い続けていきたい。能力はかなりある」と指揮官もさらなる台頭を待ち望んでいる。試合展開によっては、途中起用されても不思議ではない。
トップ下:〇香川真司(ドルトムント):○清武弘嗣(セビージャ)
これまでは香川に「◎」を付けることになんの迷いも躊躇いもなかった。だが、今季のドルトムントでの現状――“ベンチ外”もあるほどの不遇――を考慮し、なおかつポジションを争うのが実力者の清武である以上、「〇」へのランクダウンは避けられない。
しかしながら、清武に至っても、代表での序列を完全に覆すほど、新天地セビージャで躍動できているわけではない。置かれている状況は香川と大差なく、ピッチに立てない時間のほうが長くなってきている。
香川がもはやアンタッチャブルな存在でなくなった以上、清武からすれば、ポジションを奪う絶好の機会かもしれない。逆に香川からすれば、これまで通りスタメンに抜擢されたとして、もしそこで不甲斐ない出来に終始すれば、指揮官もいよいよ“決断”を下すかもしれない。
攻撃面で重要なタスクをこなさなければならないトップ下で、ファーストチョイスとなり得る選手が見当たらない。ハリルホジッチ監督がいかなる采配を振るうのか、注目したい。
※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=三番手
ボランチ:◎長谷部誠(フランクフルト)/◎柏木陽介(浦和)/○山口 蛍(C大阪)/〇大島僚太(川崎)/△永木亮太(鹿島)
長谷部は不動の中盤の軸。2ボランチは「守備タイプ+攻撃タイプ」を組ませるのが基本形とするならば、相棒は「後ろから組み立てる存在」(ハリルホジッチ監督)である柏木で異論はないだろう。
代わり映えのしない招集メンバーのなかで唯一、初招集となったのが永木だ。ハリルホジッチ監督は「長谷部、山口、永木あたりがボールを奪う」と語るように、守備タイプに分類されており、目下のライバルは山口になる。
大島は柏木のバックアッパーとして控えるが、「信頼して使い続けていきたい。能力はかなりある」と指揮官もさらなる台頭を待ち望んでいる。試合展開によっては、途中起用されても不思議ではない。
トップ下:〇香川真司(ドルトムント):○清武弘嗣(セビージャ)
これまでは香川に「◎」を付けることになんの迷いも躊躇いもなかった。だが、今季のドルトムントでの現状――“ベンチ外”もあるほどの不遇――を考慮し、なおかつポジションを争うのが実力者の清武である以上、「〇」へのランクダウンは避けられない。
しかしながら、清武に至っても、代表での序列を完全に覆すほど、新天地セビージャで躍動できているわけではない。置かれている状況は香川と大差なく、ピッチに立てない時間のほうが長くなってきている。
香川がもはやアンタッチャブルな存在でなくなった以上、清武からすれば、ポジションを奪う絶好の機会かもしれない。逆に香川からすれば、これまで通りスタメンに抜擢されたとして、もしそこで不甲斐ない出来に終始すれば、指揮官もいよいよ“決断”を下すかもしれない。
攻撃面で重要なタスクをこなさなければならないトップ下で、ファーストチョイスとなり得る選手が見当たらない。ハリルホジッチ監督がいかなる采配を振るうのか、注目したい。
※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=三番手