【日本代表】ドルトムントの香川との比較論にも冷静な清武。「“そこ”は比べるところではない」

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2016年03月23日

GK川島との会話で、清武が「改めて気付いた」こととは?

グラウンダーのパスでスピーディな攻撃を展開するうえで、清武のテクニックは大きな武器だろう。ハリルホジッチ監督の下で存在価値を示したい。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 清武は言う。

「トップ下というポジションは難しい。クラブと代表では同じトップ下でも役割が違う。(ハノーファーでは)自分が下がってリズムを作っています。でも、代表ではボールを持てる選手がたくさんいるので、自分が下がってボールを受けてもアクションが起こらない。

 トップ下のポジションはどこの角度からも見られている。結構、シビアなポジションだと思うので、そのぶん、やりがいもある」

 ハリルホジッチ監督から「前のほうに残ってほしい」とも言われた清武が、システムに関係なく、目指すのはゴールだ。

「FWの近くでプレーしたい。そうすれば、ゴールも近づく。そういうやり方で、結果を求めていきたい。(システムについては)ひとつじゃなくて、ふたつ、3つバリエーションがあれば、相手は戸惑うと思う。それらは試して、自分たちのものにしていければいい。

仮に2トップをやったら? 前がふたりになればターゲットにが増えるので、自分のところにボールがこぼれやすい。そうなると、サポートしやすいですよね。やりやすさはありますが、とにかく明日の試合ではゴールをたくさん取りたい」

 今回の2連戦に向けて清武のモチベーションを高めたのは、久しぶりに代表復帰したGKの川島だった。

「(川島)永嗣さんが帰ってきて、今日話す機会があった。そこで言われたのが、目の前の試合を1試合1試合全力でやることが大事だと言うこと。いろいろ考えても、結局良いプレーができない。後々のことを考えたら、僕はまだ全然だめだと思う。『目の前のことに集中して、やることがなにより大切』。そういう言葉を永嗣さんから聞けて、改めて気付かされた。競争も必要だけど、どれだけ集中して臨めるかが大事です」

 清武のスタンスに競争という概念がないわけではない。サッカー選手である以上、「レギュラーで出たい気持ちは常に持っている」。香川を意識してレギュラーを奪取するのではなく、目の前の試合で納得の行くパフォーマンスを見せる。その積み重ねが結果としてレギュラーに結び付く。トップ下として先発する可能性があるアフガニスタン戦で、清武はまずどんな答えを出すのか、期待したい。

取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
 
【関連記事】
【日本代表】香川がハリルホジッチ監督に指摘された「足りないもの」とは?
【日本代表】ミランと代表での“異なる役割”を本田圭佑は歓迎。「新しい発見があるかもしれない」
【3.24アフガニスタン戦のスタメン予想】本田、香川、長友、吉田はベンチスタート!? トップ下は“ハリルホジッチ推薦”の原口で、国内組が多用される可能性も
【日本代表】3月シリーズに挑む24人の「全ポジション序列争い」をチェック! CBの格付けで吉田を蹴落とすのは……
【識者の視点】なでしこの敗退、U-23の勝利からフル代表はなにを教訓とすべきか?
岡崎を変えた「チームの勝利」から「俺のゴール」への意識改革
【日本代表】ハリルホジッチ監督は日本代表に適した指揮官なのか。3月シリーズはむしろ“テストされる立場”に!?
【日本代表】本田と香川はベンチスタート、川島はメンバー外。ハリルホジッチ監督が「リスクは取らない」と明言
【日本代表】長友が重視する「開始10分」。セリエA仕込みの駆け引きで先手を奪う!

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 5月13日号
    4月8日発売
    2021年版J1&J2リーグ
    選手125人が選ぶ
    現役ボランチ
    最強番付
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    4月15日発売
    ワールドクラス認定書
    売り出し中の逸材から
    中堅・ベテランの大物まで
    156人を現地鑑定人が見定める
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.32
    1月15日発売
    第99回高校選手権
    決戦速報号
    山梨学院が11年ぶりV
    全47試合を総力レポート!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ