小宮良之 新着記事

ヘディングさえもうまくなったメッシの“修練”。元同僚は「意欲が違う」と…【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 人は能力に恵まれることで、どうしても胡坐をかいてしまう側面がある。 例えば身長の高い選手で、意外にもヘディングがうまくない、という場合が少なくない。その理由は、簡単だろう。ユース年代までは、大... 続きを読む

【2020年の日本人選手ベスト11 vol.6】「新時代」を予感させた“新鋭”を選出!なかでも衝撃だったのが…

 2020年も残すところあとわずか。新型コロナウイルス感染拡大の影響で異例の状況が続くサッカー界だが、ここでは日本サッカーに精通する識者に、今年一年で顕著な活躍を見せた日本人選手の中から、ベスト... 続きを読む

戦術、スカウト、育成…“戦い”を制するには「情報」が重要なカギとなる【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 時代が変わっても、争う目的が違っても、戦いを制するには「情報」が重要なカギを握る。 セビージャは、優れたスカウト陣を世界に張り巡らせ、その情報を正しく結論に導くことで、優秀な選手を数多くそろえ... 続きを読む

バルサが見せた、まるでモウリーニョのチームのような「集中的な戦い」【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 チャンピオンズ・リーグのグループステージ第5節、バルセロナは敵地でハンガリーのフェレンツバロシュを0-3と“粉砕”している。 ロナウド・クーマン監督は、リオネル・メッシ... 続きを読む

「名選手だったから、人が好いから、長くいるから…」優れた人物でも、適材適所でなければクラブの損失となる【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 歴史上の人物で、“暗愚”とされる者たちがいる。 例えば、今川家を没落させたと言われる今川氏真である。桶狭間の戦いで父、今川義元が討たれた後、弔い合戦に及ぶどころか、領土... 続きを読む

なぜマドリーではストライカーが育ち、バルサでは育たないのか? 日本のCF不足解消のヒントにも…【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 11月21日に行なわれたビジャレアルとの一戦で、レアル・マドリーのFWマリアーノ・ディアスは開始1分で、右からのクロスにヘディングで合わせ、ゴールネットに放り込んでいる。 マリアーノは今シーズ... 続きを読む

ペップとシメオネ――。愛弟子が語る、正反対の戦術を用いる両指揮官の“共通点”【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 戦術は、戦略を遂行するための手段である。 それは、サッカーの世界ではチームのキャラクターとなっている。いかに戦うのか。それを日々の練習で鍛え上げ、確立する。その色は、90分の中で否応なく出てき... 続きを読む

“コンバート”で掴んだ成功――。世界を席巻した元オランダ代表の名ストライカーはMFで伸び悩んでいた…【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 オランダ、アイントホーフェンの郊外にあるヘッフェンという町を訪れたことがある。 欧州最高のストライカーの一人だったオランダ代表ルート・ファン・ニステルローイのルポルタージュだった。彼がどのよう... 続きを読む

3バックか4バックか――。Jリーグではここ1、2年で“潮流”に変化が【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 Jリーグでは、2、3年前まで3バックが全盛だったが、昨年からは4バックが増えてきた。今やJ1では、上位のチームは大半が4バックだし、J2でも4バックを採用するチームが少なくなくなった。「3人セ... 続きを読む

ユベントスの新旧エースに共通する“最大の違い”【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 サッカー選手はピッチに立てば、誰もが勝ちたい気持ちを持っている。負けは悔しい。その激情が、勝者のメンタリティーとかいう言葉で語られる。「負けたいと思っている選手なんていない」 それは一つの真理... 続きを読む

“ストライカーの指南役”小林伸二監督の下で北九州FWディサロ燦シルヴァーノが覚醒【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「ストライカーは育てるものではなく、生まれるもの」  それは一つの定説で、真理に近い。 生来的な資質、キャラクターが大きく影響する。得点を取る才能はトレーニングでは得られない、というのが定石であ... 続きを読む

イニエスタ、長谷部、ゴディン…単純なスピードよりも、それを活かす「知性」が尊ばれるべきだ【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 走る。 日本人は良くも悪くも、スポーツにおいてはそこに焦点を当てるのが嫌いではない。 サッカーでも例えば、スプリントを何回したか。その数字から何かを導き出そうとする。速く走ることは、多く走るこ... 続きを読む

利点ばかりではない「5人交代制」――サッカーの醍醐味が失われる懸念も…【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 試合中の交代人数が、緊急的に変更された。コロナ禍の影響で、3人交代が原則だった試合は、スケジュールの過密化による体力面を考慮。2人増えて、5人交代が可能になった。 この変化は、小さくない。 5... 続きを読む

出遅れた王者マリノスにCFジュニオール・サントスがもたらした“効果”【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 サッカーは90分、そして一つの大会、もしくは1シーズンという長丁場の勝負である。ミクロ的な視点は大切だが、マクロでしか判断できないこともある。一つ一つの積み重ねの連続が、勝敗を分けているのだ。... 続きを読む

戦術が“オタク化”する日本。元神戸監督リージョは「トランジション」すら好まなかった【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 昨シーズンはヴィッセル神戸で監督を務め、現在はマンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラの右腕としてコーチをしているファン・マヌエル・リージョと、筆者は何度かサッカー論を語り合ったこと... 続きを読む

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