小宮良之 新着記事

「パスミスが多い」批判を浴びることもあるマンUのブラジル代表MFが見せた、粘りのプレーと“味方を活かすパス”

 プレーの精度とは、サッカー選手としての基本にある。「止める、蹴る」 そのディテールを突き詰めていないと、トッププロ選手としては厳しくなる。そこを上達させるための細やかさや粘り強さを失った瞬間、... 続きを読む

バルサが味わった“2度の凋落”。共通点は…会長主導のずさんな強化戦略

 各クラブの選手編成を決める強化担当者たちが、一貫したチームコンセプトで選手を目利きし、交渉し、査定し、文字通り「チームを強化できるか」は、戦いの行方を大きく左右する。勝負の半分はその時点で決定... 続きを読む

日本代表では伊東純也の活躍を引き出すチームの中心。「世界」を感じられるJリーガー、酒井宏樹の“凄み”

 正念場のサウジアラビア戦、伊東純也の活躍が一番目立ったことは間違いない。前に飛び出す時のスピードは出色で、超人的だった。1対1を作った時には相手ディフェンスを怯えさせていたし、アシストだけでな... 続きを読む

ビジャレアルがユベントス戦で魅せた勇敢な戦いぶりは日本サッカーの手本に?【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 欧州チャンピオンズ・リーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦でスペインの伏兵ビジャレアルは第1レグ、本拠地でイタリアの強豪ユベントスと対戦している。 クラブ規模や歴史を考えれば、どう考えても分が... 続きを読む

「不調」や「衰え」が指摘される名守護神オブラク。世界最高峰でも失点増で批判されるGKの“非情”

 ゴールキーパーというポジションは、「引き算」で評価される。失点を救うビッグセーブよりも、失点という事実の方が重くのしかかる。失点に直結するミスをしようものなら、その後にどれだけファインセーブを... 続きを読む

「伊東純也が戦術」は不安でしかない。サウジ撃破で称賛を浴びた森保ジャパン。ただ、批判されていた戦い方と違いがあったのか?【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 カタール・ワールドカップのアジア最終予選、猛烈な批判を受けていた森保ジャパンだが、サウジアラビア戦で2-0と勝利を収めたことで、“逆風”はやんだ気配がある。実際、正念場... 続きを読む

R・マドリーも日本代表も採用するカウンター戦術。“効率”だけを追い求めるとサッカーの質は下がる【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 チームをどのように動かすのか。采配の妙が、勝敗を左右する。敵を知り、己を知れば百戦して百戦して危うからず。大胆かつ細心な用兵を駆使することができたら無敵だ。「重装歩兵で敵の主力を足止めし、騎馬... 続きを読む

マドリーの歴史を変えたレフティが永眠…「単なる首都のクラブ」を欧州5連覇に導く【コラム】

 今年1月18日、パコという愛称で呼ばれたフランシスコ・ヘントが88歳で亡くなっている。「レアル・マドリーの歴史を作った」といっても過言ではない左利きアタッカーだった。高速ドリブルにトリッキーな... 続きを読む

ラ―ジョがバルサ相手に披露したボールホルダー徹底的に潰す戦術。一見、正解に見えるが…【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 サッカーは陣地、スペースの奪い合いである。しかし当然、そこには人がいて、ボールを巡った争いになる。つまり人が守る陣地での攻防を制するかどうか、が勝負の分かれ目となるのだ。 もっとも、そこで最適... 続きを読む

「面白みがない」と思わせるほど隙がないR・マドリー。 バランス感覚が突出したアンチェロッティ監督の戦い方は無欠だ【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 1月16日、サウジアラビアで行なわれたスペイン・スーパーカップ(スーペルコパ)、レアル・マドリーは決勝でアスレティック・ビルバオを2-0と下し、優勝を飾っている。 チームとして重厚さを感じる戦... 続きを読む

“敗軍の将”がチームに居座るケースが多いJリーグ。欧州では例外的だ【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 プロサッカーは、結果が問われる世界である。 集団のリーダーである監督は、その十字架を背負う。だからこそ特権が与えられるし、欧州や南米では「ミスター」の敬称で呼ばれる。勝負を託された人物だ。 に... 続きを読む

なんとレフティ5人を同時起用も…4‐3‐3を自在に操るR・ソシエダの成功は森保ジャパンのヒントに?【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 スペイン、ラ・リーガの古豪レアル・ソシエダが4‐3‐3を攻撃的に運用し、成果を上げている。どんな相手でもボールを握り、能動的なプレーを目指し、今シーズンも上位につける。「FCバルセロナやマンチ... 続きを読む

「辛い瞬間だ…」あまりに唐突な引き際となったアグエロ。その無念さは計り知れない【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「引き際」 それには様々な形があるだろう。ケガ、年齢、実力不足、セカンドキャリアなど引退理由はたくさんあるし、静かに時が来たことを悟って退く形もある。50歳を過ぎても現役を続ける選手がいる一方、... 続きを読む

正真正銘のボスとは? 日本では「ボス感」だけで勝負し、暴走する指揮官も…【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「ボス感がある」 日本サッカーでは監督を評価するとき、そうした表現がある。 チームを束ねるリーダーシップを指しているのだろう。モノ言わずとも、空気を引き締め、戦う集中力を漲らせられる。一言の力が... 続きを読む

「笛吹けども踊らず」指揮官シメオネの弱気がチームを挫く。「前へ、前へ」と叫び続けても…【小宮良之の日本サッカー兵法書】

<笛吹けども踊らず> これは新約聖書の一節から発した言い回しである。人に何かをさせるつもりで様々に手立てを調えて誘っても人が応じない、という嘆きというのか。それが転じ、スポーツ界では、リーダーが... 続きを読む

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