「システム変更は『クロスをもっと入れてくれ』という意味もあった」
――先日のイラク戦同様、後半途中から香川選手に代わって、トップ下に原口選手が入りました。原口選手にトップ下としての適性を認めているのか。もうひとつは、大迫選手が入ってからシステムが変わりましたが、変化を加えたかったのか?
「(システムを)変更したのは得点を取りに行くためです。サイドアタックを期待していたので、ヘディングが上手い大迫と岡崎のふたりを前線に置いて、『クロスをもっと入れてくれ』という意味もありました。
原口に関しては、シュートを打つためにボールを運んでほしかったんです。遠目からでもシュートを狙ってくれという話もしましたが、そういったプレーはあまりなかった。ゴールまで16メートル前まで行って少し慌てていましたね。もう少しスピードアップしてシュートを打ってほしかった。
何人かの選手は疲れていたので、新たな選手を入れて、なにかをもたらすためのトライをすべてしました。ただ成功しなかったですね。パスを横ばかりに回すのではなくて、ダイアゴナルのパスを入れて、オブリックランニングをしてほしかったんです。
いろんなことを分析する必要がありますが、我々は19回ほど決定的なチャンスを作ったわけですね。シンガポールよりもより良いチームだと私は思っていますけども、十分じゃなかった。(代表監督に就任後)3試合やってある程度効果が出た半面、我々はまだなにも成し遂げられていません。
この試合への準備はしましたが、残念ながら成功しなかった。分析するには良い試合かなとも思っています。ただ、負ける可能性があったという意味では、ちょっと恐かったですね。そういうことが起こり得たわけですから。
こういう結果になって、(試合後に)私は選手たちをグラウンドで勇気づけました。すぐに頭を切り替えて、顔を上げてくれと言いました。『君たちは勝つために全力を尽くした。だから次は勝とう』と」
「(システムを)変更したのは得点を取りに行くためです。サイドアタックを期待していたので、ヘディングが上手い大迫と岡崎のふたりを前線に置いて、『クロスをもっと入れてくれ』という意味もありました。
原口に関しては、シュートを打つためにボールを運んでほしかったんです。遠目からでもシュートを狙ってくれという話もしましたが、そういったプレーはあまりなかった。ゴールまで16メートル前まで行って少し慌てていましたね。もう少しスピードアップしてシュートを打ってほしかった。
何人かの選手は疲れていたので、新たな選手を入れて、なにかをもたらすためのトライをすべてしました。ただ成功しなかったですね。パスを横ばかりに回すのではなくて、ダイアゴナルのパスを入れて、オブリックランニングをしてほしかったんです。
いろんなことを分析する必要がありますが、我々は19回ほど決定的なチャンスを作ったわけですね。シンガポールよりもより良いチームだと私は思っていますけども、十分じゃなかった。(代表監督に就任後)3試合やってある程度効果が出た半面、我々はまだなにも成し遂げられていません。
この試合への準備はしましたが、残念ながら成功しなかった。分析するには良い試合かなとも思っています。ただ、負ける可能性があったという意味では、ちょっと恐かったですね。そういうことが起こり得たわけですから。
こういう結果になって、(試合後に)私は選手たちをグラウンドで勇気づけました。すぐに頭を切り替えて、顔を上げてくれと言いました。『君たちは勝つために全力を尽くした。だから次は勝とう』と」