「あれだけ支配したのに、16メートルより前のFKがなかった」
――格下を相手に主導権を握り、攻めても得点できない展開はこれまでも多くありました。チャンスを仕留めるための方法を探すのは簡単ではないですが、改善する意味で、選手にどう意識づけしていきたいと思っていますか?
「おっしゃるとおり、(シンガポールが)引いてくるのは分かっていました。私はダイアゴナルに逆サイドへのパスを要求していたんですが、それができず中央から攻めすぎたかなと。もっと我々がオブリックランニング(斜めの走り)と言っている動きを出したかったですし、ダイアゴナルのパスが少し足りなかったんです。
中央から崩そうと思えば、ダイレクトで2、3回つながなきゃいけない。4、5回はそれで成功したんですが、残念ながらシュートが正確ではなかった。私はFWだったので、彼らがどのような心理状況なのかも分かります。ただそうは言っても、前半にあれだけ支配したのに、(ゴールまで)16メートルより前のFKがなかった。これはちょっと説明しがたい。
後半は(ゴールまで)16メートルより前で、2、3回チャンスがあって、本当ならこれも決めなければいけなかった。サッカーで一番難しいのは得点を奪うことですが、それに対して我々は十分なパフォーマンスではなかった。
この試合は本当に勝ちたいと思っていました。観客の皆さんが素晴らしい雰囲気を作ってくれて、失敗は許されなかったんですけども、こういう結果になってしまった。ワールドカップ予選で(簡単に)勝てる試合はないと申し上げていますけど、それが今日現実に起きたんです。少し分析が必要かなと思います。後半、何人かの選手は疲れていましたし、フィジカルが十分でない選手も何人かいました。
まずは冷静になって、しっかり休憩して、それから分析していきたい。もちろん運がなかったということではなくて、他の要素があると思います。冷静にしっかり分析するということが大事だと思います。それから、トレーニングを続けていきたい」
「おっしゃるとおり、(シンガポールが)引いてくるのは分かっていました。私はダイアゴナルに逆サイドへのパスを要求していたんですが、それができず中央から攻めすぎたかなと。もっと我々がオブリックランニング(斜めの走り)と言っている動きを出したかったですし、ダイアゴナルのパスが少し足りなかったんです。
中央から崩そうと思えば、ダイレクトで2、3回つながなきゃいけない。4、5回はそれで成功したんですが、残念ながらシュートが正確ではなかった。私はFWだったので、彼らがどのような心理状況なのかも分かります。ただそうは言っても、前半にあれだけ支配したのに、(ゴールまで)16メートルより前のFKがなかった。これはちょっと説明しがたい。
後半は(ゴールまで)16メートルより前で、2、3回チャンスがあって、本当ならこれも決めなければいけなかった。サッカーで一番難しいのは得点を奪うことですが、それに対して我々は十分なパフォーマンスではなかった。
この試合は本当に勝ちたいと思っていました。観客の皆さんが素晴らしい雰囲気を作ってくれて、失敗は許されなかったんですけども、こういう結果になってしまった。ワールドカップ予選で(簡単に)勝てる試合はないと申し上げていますけど、それが今日現実に起きたんです。少し分析が必要かなと思います。後半、何人かの選手は疲れていましたし、フィジカルが十分でない選手も何人かいました。
まずは冷静になって、しっかり休憩して、それから分析していきたい。もちろん運がなかったということではなくて、他の要素があると思います。冷静にしっかり分析するということが大事だと思います。それから、トレーニングを続けていきたい」