【THIS IS MY CLUB】「野人」から「何でも屋」に――。鳥取・岡野雅行GMが語る“ガイナーレイズム”「レオナルドの言葉に涙が…」

カテゴリ:Jリーグ

江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

2020年06月24日

「コロナでイベントや講演もすべてなくなってしまった」

GM就任後は「クラブの顔」として全国を飛び回っている。(C)GAINARE TOTTORI

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――鳥取は比較的感染者が少なかったですが、コロナ禍ではどう過ごされてましたか?

「最後に鳥取行ったのが、ちょうどJ3の開幕予定日の2週間前ぐらい、2月の末でした。公開練習試合があって、数日後に出陣式もやる予定だったんですが、コロナの影響で中止になってしまった。それから、東京の自宅に戻って、4か月近く東京にいます。鳥取は感染者が少ないですし、東京からは行けないですよ。イベントや講演もなくなってしまったで、家で自粛していましたね。でも、こうやって家にいる時間も大事だと思いますし、家族とゆっくりできた。ずっと『あつまれどうぶつの森』をやってました(笑)。

 J3開幕が何度か延期になって、選手は難しかったと思います。日ごろ練習しているのは、試合で、スタジアムのピッチの上で活躍するためなので、それが見えないなかで、トレーニングをするのはきつかったと思います。これまでも、震災など大変なことはありましたけど、再開時期が見えていた部分があった。でも、このコロナに関しては日本だけじゃなく世界的な問題だし、開幕が見えない中で過ごすというのは、選手の気持ちになったら大変だろうなと。

 その中でも、うちも含めて選手たちは各自でできる事を考えてやっていたのには、感心しましたね。だから僕は自粛しなきゃいけない、選手が頑張ってるのに余計なことはできないと。今度はホームゲームが7月にあるんですけど、その前にPCR検査を受けてから鳥取に行くことになると思います」

――苦しんでいるスポンサーさんも多いのでは?

「幸い鳥取は感染者が少なかったこともあって、今のところはそんなに耳に入ってはいないですね。ただ、今年に関しては『お互い様だよね』と言ってくださるスポンサーさんも多いですが、コロナが長引けば、来年はどうなるかわかりません。県外で応援していただいてる企業さんで影響を受けているところは、少なからずあります。みなさん、一緒に頑張ろうとおっしゃっていただいてるので、本当ありがたく思ってます。」
 
――クラブとして、ウィズコロナへの取り組みは?

「自粛中に色々考えましたけど、コロナによって、今まで当たり前だと思っていたことが、当たり前じゃなかったんだな、と気付かされました。電車や飛行機に乗ったり、ご飯や飲みに行ったり、人と会ったり。だから、開幕して最初はリモートマッチですが、またファン・サポーターの方々が試合を見に来れるようになったら、もうそれは当たり前ではない。そこに足を運んでいただいたことに、これまで以上に感謝したいですね。

 諸外国に比べて、制限が厳しくないなかで、日本でこれだけ感染者が少ないというのは、日本人のすごさでもあると僕は思っています。なので、本当に終息したら、楽しい事をたくさんやりたいですね。クラブとしてもちろんそうですけど、クラブだけじゃなくて全体で、何ができるかを考えていきたい。ガイナーレを通して、鳥取全体で何かをやるとかね」
 

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