小林祐が3戦連続ゴール中。柏木、遠藤も好調を維持――日本代表戦士の近況|国内組編

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2016年05月28日

DF――森重の状態は右肩上がり。コンディションなら欧州組の吉田を凌ぐ。

ハリルホジッチ監督は、槙野(左上)の左SB起用を示唆。CBのポジション争いは、昌子(右下)と丸山(左下)が、森重(右上)に挑む構図だ。

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【DF】
槙野智章(浦和)
今季J1成績:11試合(990分)・0得点
今季J1での平均採点:6.07
 今季は粘り強く守備の対応ができている。その“守備重視”の姿勢が、リーグ最少失点(暫定)とチームの安定したパフォーマンスをもたらしている。しかし、FCソウル戦など重要な場面で切れ込んできた相手に詰め切れず、ボールウオッチャーになって失点を招くことも。ハリルホジッチ監督も「彼とは守備に関してディスカッションしたい」と話す。
 
森重真人(FC東京)
今季J1成績:10試合・2得点
今季J1での平均採点:5.80
 失点の原因になり、後半のアディショナルタイムにPKを外した福岡戦は最悪に近い出来だったが、ここにきて安定感を取り戻している。ACLの上海上港戦(ベスト16)でもチームは敗れながら、守備の局面で強さを見せつけた。コンディションだけなら、サウサンプトンで控えに甘んじていた吉田を凌ぐかもしれない。ポジション争いのライバル・槙野が左SBで試されるだろう今回の代表活動は、レギュラーの地盤を固めるうえで重要になる。
 
昌子 源(鹿島)
今季J1成績:13試合(1170分)・0得点
今季J1での平均採点:6.04
 13節時点でリーグ戦全試合にフルタイム出場中。最終ラインの要として安定感あるパフォーマンスを披露し、チームの堅守を支えている。とりわけ、的確なカバーリングと正確なロングフィードが光り、攻守に存在感を示す。課題の修正に対して積極的に意見をするなど、責任感もより強くなってきた印象だ。
 
丸山祐市(FC東京)
今季J1成績:11試合・0得点
今季J1での平均採点:5.77
 森重との連係は深まっており、裏を取られるシーンはだいぶ少なくなった。クロスへの対応もまずまずで、左足の正確なキックで組み立てにも貢献できる利便性はFC東京でも重宝されている。出場停止が響いたACLの上海上港戦(ベスト16)では2試合ともスタメンから外れたが、コンディションは決して悪くない。ハリルホジッチ監督も「左利きのCB」という希少価値を認めており、アピール次第で吉田や森重を脅かす存在にも!?
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