小林祐が3戦連続ゴール中。柏木、遠藤も好調を維持――日本代表戦士の近況|国内組編

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2016年05月28日

MF――U-23代表の主将が新天地で抜群の存在感。新星・小林祐も3戦連続ゴールと絶好調だ。

柏木(右上)、遠藤(左下)の浦和コンビは好調を維持。期待をかけられる小林(左上)や大島(右下)にチャンスは与えられるか。

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【MF】
柏木陽介(浦和)
今季J1成績:11試合(902分)・3得点
今季J1での平均採点:6.18
 司令塔として質の高いパスを“安定供給”するとともに、今季は積極的に前線へ飛び出してゴールも狙う。さいたまダービーでは、右足の鮮烈ドライブ弾で決勝ゴールを奪取。ミスが少なく、プレーのムラもなくなった。ただ、ACLのFCソウル戦のように、強い相手に対して決定的な仕事がなかなかできずにいる印象も。自身も「1試合、必ず一度はここしかないというパスを通さないと」と課題を挙げる。
 
遠藤 航(浦和)
今季J1成績:11試合(990分)・0得点
今季J1での平均採点:6.27
 所属する浦和ではボランチでデビューし、左ストッパーも経験。その後、リベロでレギュラーの座を掴む。槙野、森脇と並ぶ3バックのなかで、最も安定かつ力強い1対1の対応で引き締める。早くも、見ていて一番安心できる「守備の柱」になっている。
 
 FCソウル戦では、“最もやってはいけなかった”前半での痛恨のミスから失点を献上。それでも「引きずらずにその後のプレーに集中できた」と、強力2トップを地上戦、空中戦ともに圧倒的なパフォーマンスで止め続け、絶体絶命の場面でもスーパークリアを披露。日本代表でもポジションを奪いに行く「欲」を、そろそろ前面に出してもいい頃だ。
 
大島僚太(川崎)
今季J1成績:10試合(845分)・1得点
今季J1での平均採点:6.05
 トゥーロン国際大会の第2戦・ポルトガル戦ではキャプテンマークを巻いて先発。前線にボールを送り込んで攻撃を活性化し、守備では機を見たインターセプトも披露した。川崎ではE・ネットと2ボランチを組んで以降、前線に顔を出す機会が急増しており、10節の仙台戦では約4年ぶりのゴール。A代表初選出に「緊張はすると思いますが、いざサッカーが始まれば楽しめると思いますし、そういう場を楽しんでいきたい」と語る。

小林祐希(磐田)
今季J1成績:12試合(1064分)・4得点
今季J1での平均採点:6.21
 システム変更でトップ下からシャドーへ移り、11節の鹿島戦から自身初の3戦連続ゴール。試合を重ねるごとに自信を深めているが、直近の2試合では終盤に失速する傾向があり、ハリルホジッチ監督からも指摘を受けた。念願の代表選出に、「良い経験をするという気持ちはさらさらない。行くからにはスタメンを取りにいくつもりでやりたい」と意気込む。
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