敗戦のなかで掴んだ手応え。菊池は「今季なかなかできていなかった『前向きにプレーしよう』という部分を表現できた」。
実際、最近の4節・浦和戦(●0-2)、5節・神戸戦では後半に入ってから失速し、ほとんど決定機を作れずにいる。2節・川崎戦(△4-4)、3節・広島戦(△2-2)でも終了間際のアディショナルタイムに失点を喫し、目前で勝利を逃してきた。
神戸戦のそのプレーに見られるようなブレーキを連続して踏むことが、後半の失速にも少なからず関係しているはずだ。
高山は「最後の『守るところ』と『決めるところ』を詰めていければ、どんどん上げていけるはず」と、ゴール前での「質」へのこだわりを課題に挙げていた。
さらに今季の主将は、次のようにも言っていた。
「(神戸戦は)『内容は良かった』と言いたいが、結果を残すことが大事だったので、とても悔しい。ただ自信を失ってはいけない。観ている人からは『結果が出ていない』と言われるはずで申し訳ないが、昨季よりも良くなっている面はある。
ここで気落ちせず、自信を持って、切り替えてやるしかない。みんなで喜び合う勝利をイメージして、取り組みたい」
一方、神戸戦では、いくつかの収穫もあった。まず挙げられるのが、菊池に“ポジティブ”なゴールが生まれたことだ。
11分に「ハッキリ言えば、クロスだった」と自身が振り返る左サイドからのキックが、無回転弾となってGKキム・スンギュのパンチングミスを誘い、先制点をもたらした。
ただ、湘南のナンバー10は、その得点に至るまでのプロセスに手応えを感じていた。
「試合開始から、今季これまでなかなか自分ができていなかった『前向きにプレーしよう』という部分を表現できていた。ドリブルは躊躇わず仕掛け、前へ積極的にパスを出す。手応えを得ていて、チームも良いリズムを掴めていたなか、良い時間帯に決まった」
神戸戦のそのプレーに見られるようなブレーキを連続して踏むことが、後半の失速にも少なからず関係しているはずだ。
高山は「最後の『守るところ』と『決めるところ』を詰めていければ、どんどん上げていけるはず」と、ゴール前での「質」へのこだわりを課題に挙げていた。
さらに今季の主将は、次のようにも言っていた。
「(神戸戦は)『内容は良かった』と言いたいが、結果を残すことが大事だったので、とても悔しい。ただ自信を失ってはいけない。観ている人からは『結果が出ていない』と言われるはずで申し訳ないが、昨季よりも良くなっている面はある。
ここで気落ちせず、自信を持って、切り替えてやるしかない。みんなで喜び合う勝利をイメージして、取り組みたい」
一方、神戸戦では、いくつかの収穫もあった。まず挙げられるのが、菊池に“ポジティブ”なゴールが生まれたことだ。
11分に「ハッキリ言えば、クロスだった」と自身が振り返る左サイドからのキックが、無回転弾となってGKキム・スンギュのパンチングミスを誘い、先制点をもたらした。
ただ、湘南のナンバー10は、その得点に至るまでのプロセスに手応えを感じていた。
「試合開始から、今季これまでなかなか自分ができていなかった『前向きにプレーしよう』という部分を表現できていた。ドリブルは躊躇わず仕掛け、前へ積極的にパスを出す。手応えを得ていて、チームも良いリズムを掴めていたなか、良い時間帯に決まった」