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【セルジオ越後の天国と地獄】不祥事を起こした三菱自動車。もし浦和の‘‘親会社”が代わったら、クラブの方針がどうなるか気掛かりだ

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2016年05月11日

三菱グループから出向している人材がクラブ内にいれば、人事はテコ入れされるだろう。

スポンサー欄に三菱自動車の名があればクラブにマイナスイメージが付きまとい、それを嫌う他の企業が離れるかもしれない。(C)Getty Images

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 浦和にとって実に悩ましい問題だろう。
 
 スポンサー欄に三菱自動車の名があればクラブにマイナスイメージが付きまとい、それを嫌う他の企業が離れるかもしれない。仮に三菱自動車がメインスポンサーから降りれば、見込んでいた財源を失うだけに懸念材料のひとつとなり得る。
 
 さらに三菱グループから出向している人材がクラブ内にいれば、当然、人事はテコ入れされるだろう。親会社が代わり、経営陣も変わった時、果たしてクラブの方針はどうなるのか気掛かりだね。
 
 Jリーグ史を見渡すと、企業の経営不振による煽りを受けたクラブは少なくない。
 
 たとえば横浜フリューゲルスは、佐藤工業や全日空が支え切れなくなり、横浜マリノスに吸収合併された。一時はJリーグの象徴であった東京Vも親会社の日テレが業績悪化で撤退し、以降は深刻な経営難に陥り、湘南はフジタ工業が離れて規模の縮小を余儀なくされた。
 
 経営的な体力を備える浦和の土台は強固だ。ただ、だからと言って慢心していると、三菱自動車の動向次第でどんな影響を受けるか分からないだけに、油断は禁物だ。
 
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