比較項目1「対戦相手」――最も対戦相手に恵まれているのは川崎。
5月14日に第1ステージ12節を終えて、川崎が暫定首位に浮上したなか、同ステージ優勝争いは川崎、浦和、鹿島による三つ巴の様相を呈している。
残すは川崎と鹿島が5試合、浦和が6試合。第1ステージが佳境に差し掛かり始めた今、5つの項目――「対戦相手」「日程」「陣容」「シュート得点率」「被シュート失点率」――を徹底比較し、優勝争いの行方を展望する。
■リーグ順位上位5位(1st・12節終了時/5月14日22時現在)
1位 川崎 勝点27 8勝3分1敗(12試合)/26得点・13失点(+13)
2位 浦和 勝点26 8勝2分1敗(11試合)/18得点・6失点(+12)
3位 鹿島 勝点24 7勝3分2敗(12試合)/16得点・7失点(+9)
4位 大宮 勝点21 6勝3分3敗(12試合)/13得点・12失点(+1)
5位 柏 勝点19 5勝4分3敗(12試合)/15得点・12失点(+3)
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比較項目1「対戦相手」
残りのカードを12節終了時の“リーグ順位”で眺めると、対戦相手に最も恵まれているのは川崎。上位陣は大宮のみで、15位以下との対戦が2試合ある。僅差で続く鹿島は、浦和との大一番が最大の山場。一方、浦和は鹿島や広島など厳しい相手が待ち構える。
●川崎(今季:ホーム3勝3分1敗/アウェー5勝0分0敗)
13節 リーグ15位 新潟(A)
14節 リーグ9位 磐田(H)
15節 リーグ10位 横浜(A)
16節 リーグ17位 福岡(A)
17節 リーグ4位 大宮(H)
対戦相手のリーグ平均順位=11位
●浦和(今季:ホーム4勝1分1敗/アウェー4勝1分0敗)
14節 リーグ16位 鳥栖(A)
15節 リーグ3位 鹿島(H)
10節 リーグ8位 G大阪(A)
16節 リーグ6位 広島(A)
13節 リーグ12位 FC東京(H)
17節 リーグ7位 神戸(H)
対戦相手のリーグ平均順位=8.7位
●鹿島(今季:ホーム5勝0分1敗/アウェー2勝3分1敗)
13節 リーグ11位 名古屋(A)
14節 リーグ13位 甲府(H)
15節 リーグ2位 浦和(A)
16節 リーグ7位 神戸(A)
17節 リーグ17位 福岡(H)
対戦相手のリーグ平均順位=10位