【セルジオ越後の天国と地獄】不祥事を起こした三菱自動車。もし浦和の‘‘親会社”が代わったら、クラブの方針がどうなるか気掛かりだ

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2016年05月11日

三菱自動車の賠償額は膨れ上がる一方。来季、スポンサーから降りる可能性も否定できない。

リーグ戦で上位争いを演じ、ACLではグループリーグを突破した浦和だけど、ピッチ外では思わぬ事態に巻き込まれているようだ。 (C)Getty Images

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 リーグ11節を終えて首位に立つ浦和は、ACLでもグループリーグを突破するなど勢いが光る。ところがピッチ外では、思わぬ事態に巻き込まれているね。
 
 クラブの株式51パーセント保有する三菱自動車が、燃費試験データを不正操作する不祥事を起こしたんだ。三菱自動車は本拠・埼玉スタジアムの看板やユニホームに広告を出しており、クラブとのパイプも太い。そんな``親会社"が問題を起こしたのだから、クラブも対応に追われているね。
 
 実際、スタジアム内に設置された広告をすでに撤去し、大型ビジョンの下に表示されるLED広告や会見時などに置かれるインタビューボードも変更になったという。クラブのホームページでは、トップスポンサーの欄から社名が外れるなど、その余波は広がりつつある。
 
 とはいえ先日発表された浦和の15年度決算では、3年連続で営業収入が増加し、6年ぶりに60億を超えたね。広告収入も4年連続で増加し、純利益は5年連続の黒字。純資産も過去最高の7億8900万円と、経営は好調そのものだ。
 
 そのうえ浦和は独立採算でやり繰りしているだけに、三菱自動車が筆頭株主と言っても、経営がすぐに傾くわけではないだろう。
 
 もっとも影響がゼロかと言えば、今後の展開は誰にも分からないというのが実情だ。
 
 三菱自動車の相川社長は浦和とのスポンサー契約を継続すると言及し、浦和の淵田社長も現状で大きな打撃はないと語っている。
 
 だが三菱自動車の賠償額は膨れ上がる一方で、相川社長は「会社の存続が懸かっている」とコメントしているだけに、来季はスポンサーから降りる可能性も否定できない。
 
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