見当たらないスーパーサブ。“交代枠3人”の働きがポイントのひとつに。
攻撃陣では左ウイングにも注目したい。4-2-3-1の左サイドに起用された7節のFC東京戦以降、Jリーグでゴールがない宇佐美のコンディションは下降気味。主役級の活躍が期待された東アジアカップでも無得点に終わった彼よりも、マインツで好調をアピールする武藤のほうがスタメンに相応しいだろう。
サプライズがあるとすれば、長友に不安がある左SBか。オフシーズンは去就問題に揺れ(結局はインテルに残留)、メンタル的に厳しい状態にあるかもしれない彼のコンディション次第では、東アジアカップで株を上げた米倉の抜擢もあるだろう。
ちなみに、右足負傷で離脱した槙野の代わりに招集されたFC東京の丸山は、CBのバックアッパー扱いになるはず。スターティングメンバーで吉田とコンビを組むのは、東アジアカップの3試合すべてにフル出場した森重に違いない。
先発の11人だけでなく、途中から投入される選手のパフォーマンスも要チェックだ。シンガポール戦に続き、東アジアカップでも試合の流れをガラリと変えるような“スーパーサブ”は見当たらなかった。
ワールドカップ予選を勝ち抜くうえで、ラッキーボーイ的な存在は重要だ。チームの底上げを図る意味でも、アフガニスタン戦を含む9月の2連戦はスタメンよりも、交代枠3人の働きがポイントになるかもしれない。
今年、日本で戦う最後の代表戦。停滞ムードを打破するためにも、しばらく遠ざかっている白星を掴みたい。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
サプライズがあるとすれば、長友に不安がある左SBか。オフシーズンは去就問題に揺れ(結局はインテルに残留)、メンタル的に厳しい状態にあるかもしれない彼のコンディション次第では、東アジアカップで株を上げた米倉の抜擢もあるだろう。
ちなみに、右足負傷で離脱した槙野の代わりに招集されたFC東京の丸山は、CBのバックアッパー扱いになるはず。スターティングメンバーで吉田とコンビを組むのは、東アジアカップの3試合すべてにフル出場した森重に違いない。
先発の11人だけでなく、途中から投入される選手のパフォーマンスも要チェックだ。シンガポール戦に続き、東アジアカップでも試合の流れをガラリと変えるような“スーパーサブ”は見当たらなかった。
ワールドカップ予選を勝ち抜くうえで、ラッキーボーイ的な存在は重要だ。チームの底上げを図る意味でも、アフガニスタン戦を含む9月の2連戦はスタメンよりも、交代枠3人の働きがポイントになるかもしれない。
今年、日本で戦う最後の代表戦。停滞ムードを打破するためにも、しばらく遠ざかっている白星を掴みたい。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)