【セルジオ越後の天国と地獄】次のカンボジア戦で勝てなければ「解任」。それぐらいのプレッシャーをハリルに与えてもいいね

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2015年08月10日

中国戦後のハリルのコメントからして、追い込まれている精神状態が分かるよね。

日本は0勝2分1敗の未勝利に終わり、史上初の東アジアカップ最下位に沈んだ。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 6月のシンガポール戦と今大会の3試合を含めて、アジア勢を相手に4試合連続未勝利という事実は、誰が見ても大きな問題だよ。点が取れない、攻撃の形が作れない、メンバーを入れ替えてもサッカーの質がさして変わらない――。今の日本代表は、問題ばかりが山積しているね。
 
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 大会を終えて真っ先に浮かぶのは、「なにしに中国へ行ったの?」ということ。つまり、選手を試すのか、それとも勝利を求めるのか。最後までその指針がはっきりしなかった。結局、勝てない焦りがあったうえに、メンバーの入れ替えも奏功しなかったよね。
 
 選手を試したい、でも勝ちたい――。そういう曖昧なスタンスが災いして、チームの方向性も定まらなかったから、選手のパフォーマンスを見ても誰が良くて悪かったのか、いまひとつ見えてこなかったよね。
 
 はっきり言って、今大会の日本は“大失敗”の烙印を押されてしかるべき。0勝2分1敗の未勝利で、史上初の東アジアカップ最下位というのは屈辱以外の何物でもない。
 
 最下位のチームに収穫は一切ない。もちろん無理やり探せばいくらでもあるし、メディアは上手く話を拾ってくるかもしれない。だけど“最下位”である以上、どんな収穫であってもその根拠が弱いよね。
 
「1試合も勝てなかったけど、誰々は良かった」という記事もあるだろうね。もちろん、敗戦でも収穫はあったりするよ。でも、それは高いレベルでの話。アジアレベルでは勝利が前提で、勝利という土台の上に収穫がある。そういう日本の立ち位置を完全に無視して、勝てなかった試合で誰々が良かったと言うのは、少し矛盾していると思うよ。
 
 それにしても、中国戦後のハリルホジッチ監督のコメントは面白かったね。「勝つチャンスがあった」と言っていた。それはそうだよ、全試合で勝つチャンスはあったんだから。でも、チャンスがあっても勝てないのが問題なわけで、裏を返せば、勝てない原因が日本にあったってことでしょ。
 
 それに「勝つチャンス」は、相手にだって同じくあった。そのコメントからして、追い込まれているハリルの精神状態が分かるよね。シンガポール戦後の休暇でリフレッシュしたはずが、この3試合で一気に疲労困憊になったんじゃないかな。

中国戦後にハリルホジッチ監督は「勝つチャンスがあった」と言っていたけど、それは相手も同じこと。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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東アジアカップ(前身は東アジア選手権)において、日本の未勝利と最下位は史上初。得失点差も初めてマイナスとなった。

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