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現地紙コラムニストが綴る――武藤嘉紀のブンデス挑戦記「ドイツに順応しはじめた武藤。ハットトリックはその証だ」

カテゴリ:連載・コラム

ラインハルト・レーベルク

2015年11月05日

チームマネジャーが明かすハイパフォーマンスの理由。

プロ入り後初のハットトリックを達成。93分に決めた3点目は公式戦3連敗中の嫌な流れを断ち切る一発に。 (C) Getty Images

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 ハットトリックは、毎週達成者が出るわけではない。何シーズンもプレーして、初めてその特別な瞬間を迎えるFWのビックネームもいる。しかし、武藤嘉紀はブンデスリーガ11試合目にして、その偉業を成し遂げた。

 10月31日、11節のアウクスブルク戦(3-3)。これまでと同様に1トップとして先発出場した武藤は、高い決定率を発揮してヒーローとなり、公式戦3連敗中だったマインツのネガティブな流れを断ち切った。

 クリスティアン・ハイデルSDの右腕でチームマネジャーのアクセル・シュスターは、アウクスブルク戦における武藤のハイパフォーマンスは、ドイツでの生活にうまく適応しはじめたことが大きな理由だと考えている。

 ひとつは言葉だ。「私が話すドイツ語を、ヨシ(武藤)はもうかなり理解できている」とシュスターは言う。

「例えばサイン会の説明をした時は、日にち、時間、場所をすぐに理解する。ただうなずいて微笑むだけだが、彼はちゃんとわかっているんだ。そしてサッカーに関するボキャブラリーはもう完璧といっていいくらいだよ」

 ドイツ語のレッスンは、週に3~4回。チームが用意した講師の下、クラブハウスで何人かのチームメイトとグループを組み、単語や文法を学んでいる。加えて武藤は夫人と一緒にプライベートでも講習を受けており、平均して週に5時間は専門家についてドイツ語を勉強しているという。

 いまや通訳が必要なのは、試合前にマルティン・シュミット監督がエモーショナルに話をする時くらいのもの。そんな時のシュミット監督はとても早口なうえ、表現が複雑だからだ。

 ただ、喋ることに関しては、「まだためらいがあるようだね」とシュスター。真面目な性格だけに、文法を正確に理解してから話したいと思っているのかもしれない。そこまでの域に達するにはまだ時間がかかるだろうが、少しでも早くドイツ語を習得したいという心掛けは評価に値する。
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