加部 究 新着記事

長谷部誠がドイツで指導者になる意義。シャビ・アロンソのような実績を携えて日本代表を指揮する時が来れば、世界一が現実味を帯びてくる

 昨シーズンで現役を退いた長谷部誠氏が、今後はアイントラハト・フランクフルトで様々なカテゴリーの指導に携わりながら、将来的には「トップチームの監督を目ざす」と語った。 日本代表の大半を欧州組が占... 続きを読む

【識者推奨|大岩Jのパリ五輪メンバー】OAの起用はナンセンス。ボランチにはあえて山根陸を推したい

 7月末にパリ・オリンピックが開幕する。4年に1度の大舞台に挑むメンバーはどんな顔ぶれになるか。ここでは、スポーツライターの加部究氏が推奨するU-23日本代表の18人を紹介する。 ――◆――◆―... 続きを読む

町田対筑波大で怪我人続出...“フェアプレー”をどう捉えていくべきか。日本サッカーの命運を左右する重要なテーマだ

 天皇杯2回戦で筑波大に敗れたFC町田ゼルビア・黒田剛監督の対戦相手への批判発言が尾を引いている。 この試合では町田の4選手が負傷し、途中からプレーを継続することができなくなった。黒田監督は、う... 続きを読む

森保ジャパン、格下シリア相手に引き締まった戦い。これだけの試合をする代表チームは世界を見渡してもなかなか存在しない

 日本代表は6月11日、北中米ワールドカップ・アジア2次予選でシリアとエディオンピースウイング広島で対戦。5-0で完勝を収めた。 森保一監督は、すでに2次予選でのノルマを果たした後のラスト2戦を... 続きを読む

ミャンマー戦で局面を打開し続けたのは中村だけ。三笘との共存を探る必要も。全く工夫が見えてこなかったのは...

 日本代表は6月6日、北中米ワールドカップ・アジア2次予選でミャンマーと敵地ヤンゴンで対戦。5-0で完勝を収めた。 辛うじて数字上は最終予選進出への可能性を残していたミャンマーだが、日本を攻略す... 続きを読む

北朝鮮戦で続いた悪い流れ...何事も起こらなかったのは相手が格下だったから。気になったのは日本ベンチ前の光景

[北中米W杯アジア2次予選]日本 1-0 北朝鮮/3月21日/国立競技場 日本代表は3月22日、北中米ワールドカップ・アジア2次予選で北朝鮮代表と国立競技場で対戦。1-0で勝利を収めた スタメン全員... 続きを読む

岡崎慎司が日本サッカーにもたらしたモノは? その足跡には育成の重要なヒントがちりばめられているはずだ

 岡崎慎司が今季限りでの現役引退を発表した。 37歳の岡崎は、2005年に清水エスパルスでプロキャリアをスタートすると、2011年以降はヨーロッパを渡り歩く。ドイツのシュツットガルトとマインツ、... 続きを読む

日本代表の森保一監督続投は妥当か? アジア杯ベスト8敗退、豊富な戦力を最大限に活用できる最適任者なのかと言えば...

 カタール・ワールドカップを経て、森保一監督体制の継続を後押ししたのは、過去3度経験してきたベスト16という成績以上に、優勝経験国のドイツとスペインに勝利したインパクトの大きさだったはずだ。 確... 続きを読む

イラン戦の明暗を分けたのはベンチの戦略。指揮官は板倉に救いの手を差し伸べず、ただ見守ってプレーを続けさせるだけ...【アジア杯】

[アジアカップ 準々決勝]日本 1-2 イラン/2月3日/エデュケーション・シティ・スタジアム 日本代表は現地2月3日、アジアカップの準々決勝でイラン代表と対戦し、1-2で敗戦。ベスト8敗退となった。... 続きを読む

ミスが続いて失点...“未完の大器”鈴木彩艶。経験を与えるだけではなく、適切な技術や判断を磨く指導が必要だ【アジア杯】

[アジアカップ ラウンド16]日本 3-1 バーレーン/1月31日/アル・トゥママ・スタジアム 日本代表は1月31日、アジアカップのラウンド16でバーレーンと対戦し、3-1で勝利を収めた。 グループス... 続きを読む

森保Jがインドネシア戦で払った“代償”。唯一の休養機会を逸した遠藤、伊東、冨安...この先身体を休める時間は訪れない【アジア杯】

[アジアカップ グループステージ第3節]日本 3-1 インドネシア/1月24日/アルトゥマーマ・スタジアムイラクに敗れて、インドネシア戦のシナリオは大幅に書き換えられたはずだ。 もし開幕から連勝してい... 続きを読む

なぜ後半頭からの投入は冨安だけだったのか。イラク戦は修正の遅れが逆転の機会逸失に繋がった【アジア杯】

[アジアカップ グループステージ第2節]日本 1-2 イラク/1月19日/エデュケーションシティ・スタジアム 右肩上がり継続中の日本にとって、チャレンジャーとして真っ向勝負を挑める欧州や南米勢との対戦... 続きを読む

黄金のカルテットを追いかけた遠藤保仁――。極めて異質な「お先にどうぞ」の精神、導き出した最適解は欧州よりJだった

 遠藤保仁が生を受ける1980年代は、国際的にもMFに焦点が当たり始める時期だった。  1982年にスペインで開催されたワールドカップ(W杯)では、ジーコ、ファルカン、ソクラテス、トニーニョ・セ... 続きを読む

森保ジャパンを苦しめたトルシエ監督の指導哲学は健在。懐かしい“フラットスリー”を彷彿とさせた【アジア杯】

[アジアカップ グループステージ第1節]日本 4-2 ベトナム/1月14日/アル・トゥママ・スタジアム フィリップ・トルシエの指導哲学は健在だった。 5-4-1のベトナムは、決して引いてスペースを埋め... 続きを読む

並外れて創造的な芸術家は、比類なき闘争心を内に秘め、冷徹に振る舞う。そんなベッケンバウアーが約30年前に予言していたことは?【追悼コラム】

 実は「日本サッカーの父」と呼ばれるデットマール・クラマーは、1964年に東京で開催された五輪を終えると、母国西ドイツへ戻り、ユース代表の監督に就任した。 当時西ドイツには「同国史上最高」と賞賛... 続きを読む

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