2025年06月15日
流浪を続ける“天才”ハメスはなぜクラブで成功できないのか「走るのを嫌い、コンタクトプレーも嫌がり…」【コラム】
「天才」 その言葉は、サッカー界で必ずしもポジティブには使われない。ありあまる才能を持て余す。そんな場合にも用いられる。 サッカー界に「天才」は少なくない。早熟で、際立っていたセンスが煙のように... 続きを読む
2025年06月15日
流浪を続ける“天才”ハメスはなぜクラブで成功できないのか「走るのを嫌い、コンタクトプレーも嫌がり…」【コラム】
「天才」 その言葉は、サッカー界で必ずしもポジティブには使われない。ありあまる才能を持て余す。そんな場合にも用いられる。 サッカー界に「天才」は少なくない。早熟で、際立っていたセンスが煙のように... 続きを読む
2025年06月12日
マドリーBチームの指揮官を退いた伝説FWラウール。一時は「すぐにでもトップチームの監督を」と求める声もあったが…【コラム】
レアル・マドリーのセカンドチーム、カスティージャを率いていたラウール・ゴンサレス監督が、退任することになった。6シーズンにもわたって、指揮官を務めた。トータル209試合の指揮は、歴代2位の数字... 続きを読む
2025年06月04日
「久保頼み」で勝ち抜けるほど世界は甘くはない。称賛を送っているようでは世界一など遥かな夢【コラム】
2026年W杯アジア最終予選、日本はバーレーンを2-0で下し、8大会連続本大会出場を“世界一番乗り”で決めた。 久保建英が救世主だった。 後半途中、久保は上田綺世からの... 続きを読む
2025年05月29日
CL決勝進出のインテルが採用する3-5-2は“一周回って新しい”【コラム】
今シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(CL)、ファイナリストになったイタリアのインテル・ミラノは一つの戦い方を示している。 3-5-2というフォーメーションは、“一周回って新しい&... 続きを読む
2025年05月15日
日本サッカーが新たな章に入るには…“化け物級”の点取り屋が必要【小宮良之の日本サッカー兵法書】
「点取り屋不在」 日本サッカーにおいて、長い間、一つの決まり文句だった。 しかし、近年は多くのストライカーは出てきた。中でも、大久保嘉人、岡崎慎司、大迫勇也の3人は代表でも中心的存在になった。彼... 続きを読む
2025年05月10日
サッカーでの筋力アップは必ずしもプレー向上に結びつかない。ソシエダMFのように“劣化”する場合も…【コラム】
多くのスポーツで、「身体を大きくすること」でパワーを得られる。トレーニングも奨励されている。メジャーリーグに渡った日本人選手の身体が大きくなると、確かにパワー満点だ。 しかしサッカーで、「身体... 続きを読む
2025年05月07日
「波乱」のJ1は何が起きてもおかしくない。1位に予想していたチームは一人の離脱で…【小宮良之の日本サッカー兵法書】
昨今のJ1リーグは、何が起こってもおかしくない。今シーズンは、その度合いが増している。ポジティブに言えば、群雄割拠、実力伯仲、となるし、ネガティブに言えば、どんぐりの背比べ、どっちもどっち、と... 続きを読む
2025年05月04日
「吉田麻也は本当にいい顔つきをしている」マンCのコーチが称えたCBの“顔”。現在は「うまさ」が重視されるが、失われるものも…【コラム】
現代のセンターバックは“守る”という本分以外に、ビルドアップの能力が求められる。必然的に、ボールコントロールやキックの正確さ、それに視野の広さや状況判断も欠かせない。 ... 続きを読む
2025年04月15日
プレーを流すことでプレータイムを増やすという安易な発想はすぐに止めるべき。欧州でも…【コラム】
今シーズン、Jリーグはアクチュアルプレーイングタイムを増やす試みをしている。止まった時間を減らし、疾走感やスペクタクルを高める。それが狙いだ。 欧州トップレベルのゲームと比べて、Jリーグは単純... 続きを読む
2025年04月12日
長谷部誠が示した“戦う”の極意。「走っている=戦っている」ではない【コラム】
「戦う」 それはサッカー界では、今や一つの定理のように語られるようになっている。 ピッチで戦う姿勢を示す、それは例えば、球際で負けず、惜しまずに走り、体を投げ出すようにボールに食らいつくことに... 続きを読む
2025年04月07日
日本代表はなぜバーレーンに苦戦したのか。墓穴を掘った3バック+WB、守田と上田は招集を見送るべきだった【小宮良之の日本サッカー兵法書】
昨年9月、バーレーンは本拠地で日本と対戦し、0-5と大敗を喫している。前半こそ拮抗した勝負に持ち込んだが、最後は圧倒的な戦力差になす術がなかった。技術差の中で体力を削られ、後半早々の2失点目で... 続きを読む
2025年03月31日
名将ペップでも排除できなかった“選手の緩み” 苦戦は驚きではない【コラム】
プレミアリーグ王者、マンチェスター・シティが不調に喘いでいる。 その現状を、ジョゼップ・グアルディオラ監督がどのように捉えているのか、本当のところはなかなかわからない。司令塔であるMFロドリの... 続きを読む
2025年03月26日
戦術家ではない。巨大戦力を巧みに操る名将アンチェロッティの慧眼【コラム】
「大軍に兵略なし」 それは兵法における基本の一つである。 大軍はそれだけで相手を圧倒し、戦局を有利に運べる。寡兵では後手に回らざるを得ない。損耗したところ、勝負の一手を投入できる。 サッカーでも... 続きを読む
2025年03月12日
「なぜCKの守備でペナルティアークに人を置かないのか?」スペイン人指導者が指摘するJリーグとラ・リーガの“違い”【小宮良之の日本サッカー兵法書】
スペイン人指導者とJリーグの試合映像をスカウティングした時、しばしば指摘される箇所がある。 「コーナーキックの守りで、なぜ守備側はペナルティアークに人を置かないのか?これは失点も同然だ!」 その... 続きを読む
2025年03月05日
格上の敵をどう倒すか? あまりに甘い目論見でバルサに惨敗したバレンシア【コラム】
力の劣るチームが格上の敵をどう倒すか? それは、サッカーの醍醐味の一つと言えるだろう。「柔よく剛を制す」「大番狂わせ」「アップセット」「金星」 大衆はそういう見出しが嫌いではない。そこに「物語... 続きを読む