小宮良之 新着記事

久保建英や鈴木唯人、OAの招集を議論するのはナンセンス。日本は北京五輪の時のような「メダル以上の経験」を考えるべき【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 7月24日、パリ五輪開幕に先駆け、サッカーは幕を上げる。 日本はグループDで、パラグアイ、マリ、イスラエルと戦うことになっている。南米、アフリカ、欧州の雄が相手だけに、簡単な試合ではない。まず... 続きを読む

EUROの16強で完敗...イタリアの悲しき落日は必然。決定的に人材が枯渇している【コラム】

 EURO2024、イタリアはラウンド16でスイスに0-2と敗れ去っている。 GKジャンルイジ・ドンナルンマは好セーブを連発していた。守りの伝統に関しては、誇り高き末裔であることを示したと言える... 続きを読む

ジョージアはEURO躍進も「弱者の兵法」では16強が限界。日本がW杯ベスト8以上を目ざすならイニシアチブを取る戦い方を【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 EURO2024、ジョージアは強豪国と堂々と渡り合って、一陣の風を吹かせている。大番狂わせ。サッカーの醍醐味だ。 グループステージ、ジョージアはチェコに引き分けた後、ポルトガルに勝利。ノックア... 続きを読む

EUROで躍動するN・ウィリアムスらを生み出したA・ビルバオ。降格の危機に瀕しても守ってきた“バスク純血主義”の伝統【コラム】

 アスレティック・ビルバオは、一つのモデルケースにするべきクラブと言えるだろう。 育成組織「レサマ」は、クラブの‟バスク人選手のみで戦う”という純血主義を支える。そのおかげで、100... 続きを読む

ネイマールが辟易した“戦術マニア”のエメリ。アストン・ビラで旋風を起こすも「ビッグクラブでは通用しない」説も【コラム】

「ビッグクラブでは、選手の多くが“監督の判断は常に的中すべき”と求める。その点、我々監督は、あらゆる準備のディテールにおいて、決して間違ってはならない。何を、どのように伝... 続きを読む

「ボール保持は意味なし」から180度の方向転換。シメオネが堅守速攻から脱却した理由【コラム】

「試合に勝つのは、何も良いプレーをしたチーム、というわけではない。みんなは騒ぐが、ボールを持つことになんの意味があるのか? 自分たちが何をやっているのか、その確信を持っているチームこそが勝利を手に... 続きを読む

“世界一の名将”グアルディオラ、他の指揮官とは一線を画す「フィーリング」【コラム】

「(自分の采配について)知識や経験に基づいてはいるものだが、立て続けに決断を下す中で、直感が導いてくれるんだ」 今や世界一の名将と言えるジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)の... 続きを読む

「日本人はあまりに落ち着いているところがある」“ペップの右腕”リージョの指導に感じた選手との距離感「ベンチの顔色を伺うようでは高いレベルでプレーできない」【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「シャビ、イニエスタ、メッシ・・・こうした選手たちがいなかったら、私はここまで成功を収めていなかっただろう」 バルサでの最強時代を、ジョゼップ・グアルディオラ監督(現在はマンチェスター・シティ)... 続きを読む

世界的に希少な“両利き選手”がもたらす利点。Jリーグでは...【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 欧州や南米では、スカウトの段階で「Ambidextrous」は特級レベルの評価を受ける。Ambidextrousは「両利き」という意味になるだろうか。先天的に左右に偏らずに、利き手利き足が身体... 続きを読む

“脆さのない”攻撃サッカー。大躍進レバークーゼンはなぜ強いのか。守備時の原則は「ペナルティエリアにゾーンは存在しない」【コラム】

 シャビ・アロンソ監督が率いるレバークーゼンはヨーロッパリーグ(EL)決勝で敗れるまで公式戦51試合で無敗記録を続け、大躍進を遂げた。 その攻撃力は目覚ましい。どんどんパスを入れ、相手を動かしな... 続きを読む

世界最高レベルの大一番で“ミドル合戦”。守備戦術が極まった現代サッカーを象徴していた【コラム】

 4月9日、チャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝ファーストレグ。レアル・マドリーがマンチェスター・シティを迎え撃ち、3-3で引き分けている。それぞれ違ったコンセプトのプレーだったが、世界最高レ... 続きを読む

日本代表に“レバンドフスキ”タイプのFWが必要な理由――。相手DFを心身ともに消耗させる老練な動き【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 FCバルセロナのポーランド代表ロベルト・レバンドフスキは、当代随一のストライカーと言えるだろう。 最盛期と比べると、たしかに瞬発力、爆発力は落ちている。年齢を重ねたことで、一瞬に対するパワーは... 続きを読む

大型ストライカーを次々に生み出すA・ビルバオの土壌「同じポジションの選手も仲間」【コラム】

 スペイン、北にあるバスク地方のクラブは、伝統的にクロスをゴールに叩き込む形が得点パターンとして愛される。必然的に、クロッサー、ストロングヘッダーが生まれやすい。育成から一貫した文化があるからだ... 続きを読む

久保建英の五輪招集は本人の意志にかかわらず、好ましくはない。なぜなら...【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 4月15日、カタールで開幕した「U-23アジアカップ」で、U-23日本代表はパリ五輪出場を懸けて戦う(アジアは上位3チームが出場、残り1チームはアフリカのギニアとプレーオフで枠を争う)。 8大... 続きを読む

今季最大のセンセーション。なぜレバークーゼンは“ビッグネームなし”でも強いのか【コラム】

 今シーズン、欧州で最もセンセーションを巻き起こしているチームは? そう訊かれたら、「レバークーゼン」と迷わずに答えられる。ドイツ、バイエルン・ミュンヘンが帝国を築いてきたブンデスリーガで首位。... 続きを読む

海外日本人

サッカーダイジェストの最新号

ページトップへ