エル・パイス紙 新着記事

【元マドリー指揮官の視点】淡々と「神業」を繰り出すエリクセンとカソルラ――彼らこそフットボールの“本質”の体現者だ

 フットボールの“本質”を体現している選手がいる。 ひとりがトッテナムの攻撃を牽引し続けるクリスティアン・エリクセン。そしてもうひとりが、今シーズンにビジャレアルで鮮やか... 続きを読む

【現地発】バルサはもはや攻撃偏向のチームではない。あのベティス戦を機に生まれ変わった

 エルネスト・バルベルデは近年のバルセロナでは異色の監督だ。 最終ラインから徹底的にパスを繋いでボールを支配し、スペースを見つけながら相手を崩すポゼッションサッカーを実現したジョゼップ・グアルデ... 続きを読む

【元マドリー指揮官の視点】スタジアム改修より新戦力の獲得――マドリディスタのその意見には真っ向から異を唱えたい

 レアル・マドリーについて、“現在”はもはや関心事ではなくなった。人々の興味は、もっぱら“未来”に向けられている。 ジネディーヌ・ジダン監督の記者... 続きを読む

【現地発】「寡黙なストライカー」から「良き兄貴分」へ――ベンゼマの本領発揮はこれからだ

 レアル・マドリーのカリム・ベンゼマが、31歳にして新境地を開いている。このところの精神的な成熟は目覚ましく、その証拠にチームメイトとの関係もかつてないほどに良好だ。 ラ・リーガ29節のウエスカ... 続きを読む

【現地発】称賛を集める「バルサの生え抜き」カルレス・アレニャは将来のリーダー候補?

 昨シーズン終盤、翌シーズンからのトップチーム昇格を正式に伝えられた時、カルレス・アレニャは満面の笑みを浮かべていたという。しかし、その数日後に行なわれたラ・リーガ2部最終節のサラゴサ戦で右大腿... 続きを読む

【現地発】批判、嫉妬、威嚇、除け者、孤独…アルゼンチン代表はメッシに苦難しか与えない

 アルゼンチン代表は、リオネル・メッシの復帰戦となった3月22日のベネズエラ戦に1-3の完敗を喫した。 試合後、1978年の自国開催のワールドカップでキャプテンとしてアルゼンチンを初優勝に導いた... 続きを読む

【現地発】メッシが「パーフェクト」と称賛したバルベルデ監督。歴代指揮官となにが違うのか?

 リオネル・メッシが監督の采配に言及することはほとんどない。バルセロナにおいてもアルゼンチン代表においてもそれは同様だ。 そのメッシが自らハットトリックを達成したラ・リーガ28節のベティス戦(4... 続きを読む

【現地発】R・マドリーのCL敗退は必然…ペレス会長の「横暴」のツケを払わされた

 レアル・マドリーは、過去5年で4度のチャンピオンズ・リーグ(CL)制覇を成し遂げたヨーロッパの絶対王者だ。しかし、そんなクラブであっても、遵守しなければならない不文律がある。これだけの華々しい... 続きを読む

【現地発】名手マルセロから定位置奪取の22歳DFをかつての恩師が絶賛 「なんでも吸収するスポンジのようだった」

 今シーズン、レアル・マドリーでブレイクを遂げている22歳の左サイドバック、セルヒオ・レギロンは、まさしく叩き上げのカンテラーノだ。 8歳でマドリーのカンテラに入団し、そこから一つひとつ順調にカ... 続きを読む

【現地発】メッシに劣らぬ存在感! ラ・リーガで全試合フル出場中のピケもまた、バルサに不可欠な“ヘニオ”だ

 長年バルセロナの黄金時代を支えてきたのは、シャビであり、アンドレス・イニエスタであり、いまも異次元のプレーを連発するリオネル・メッシであった。 しかし昨夏、シャビに続いてイニエスタが退団。セル... 続きを読む

【現地発】復調のキーワードは「斬新さより簡潔さ」。“ガリターノ効果”でバスクの雄が蘇る!

 アスレティック・ビルバオが、監督交代を機に息を吹き返している。 クラブの上層部がエドゥアルド・ベリッソ監督を解任し、後任にBチームを指揮していたガイスカ・ガリターノを昇格させたのは14節終了後... 続きを読む

【現地発】「現陣容に合った戦術にアップデートすべき」との声を無視するシメオネ監督、その“賭け”は成功するのか

 アトレティコ・マドリーが低調な試合を続けている。マドリード・ダービーではディエゴ・シメオネ監督が試合後に完敗を認める敗北(1‐3)を喫し、その翌週も、格下のラージョ・バジェカーノ相手にアントワ... 続きを読む

【現地発】デヨングを獲得したバルサ、“収支のバランス”を保つため売却候補に挙がる2選手とは…

 フレンキー・デヨングの獲得は、バルセロナにとって極めて重要な案件であった。 現在のバルサは、ジェラール・ピケ、セルヒオ・ブスケッツ、リオネル・メッシ、ルイス・スアレスと、黄金時代を支えてきた主... 続きを読む

【現地発】Bチーム行きを命じられ、強烈な反骨心を見せた18歳。いまや低迷するマドリーの希望の星に!

 ヨーロッパのサッカーは、南米のそれに比べてプレーリズムが速く、プレッシャーも激しい。選手たちは狭いスペースの中で瞬時の判断が求められる。ましてやヴィニシウス・ジュニオールが入団したレアル・マド... 続きを読む

【現地発】すべてはペレス会長の失策から…低迷するマドリー、「得失点差3」は過去60年でワースト2位の記録

 マドリーの失速が止まらない。クラブ上層部はすでに昨夏のチーム作りが戦力の弱体化を招いたことを認識している。 昨シーズンにチャンピオンズ・リーグ3連覇の偉業を成し遂げたとはいえ、近年、長丁場のリ... 続きを読む

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