2024年09月16日
悪童が「ジョゼのために死ねる」 常に選手だけを見ていた指揮官モウリーニョの“求心力”。かたや会長や社長とベッタリの監督は…【コラム】
FCポルト時代、ジョゼ・モウリーニョが欧州王者にチームを導く直前(チャンピオンズリーグ準決勝の数日前)、筆者はインタビューしたことがある。 当時から、モウリーニョは唯我独尊の気配があって、&l... 続きを読む
2024年09月16日
悪童が「ジョゼのために死ねる」 常に選手だけを見ていた指揮官モウリーニョの“求心力”。かたや会長や社長とベッタリの監督は…【コラム】
FCポルト時代、ジョゼ・モウリーニョが欧州王者にチームを導く直前(チャンピオンズリーグ準決勝の数日前)、筆者はインタビューしたことがある。 当時から、モウリーニョは唯我独尊の気配があって、&l... 続きを読む
2024年09月05日
W杯ベスト8の目標に向け、アジア予選は逆算した取り組みが必要。勝つことよりもどう勝つかが重要だ【小宮良之の日本サッカー兵法書】
森保ジャパンは、2026年W杯アジア最終予選を戦う。8大会連続8度目の本大会出場に向け、「負けられない」戦いが続くだろう。もっとも、今回は全体の出場チームが増えたことによって、アジア出場枠は4... 続きを読む
2024年08月27日
「解任ブースト」の効果は続いても2、3試合。効用がなくなれば終わりのない混乱が訪れる【コラム】
日本サッカー界にはこんな表現がある。成績不振のチームの監督を解任し、そのギロチン効果によって組織全体の士気を高め、調子を上へ釣り上げる。追い込まれた状況でのチームマネジメントの一つだ。 何も日... 続きを読む
2024年08月20日
世界の「クラシコ」はタイトルを争う2チームによる“伝統の一戦”。一方、Jリーグでは…【小宮良之の日本サッカー兵法書】
世界には、「クラシコ」と言われるフットボールゲームがいくつもある。アルゼンチンでは、ボカ・ジュニオルス対リーベル・プレート、フランスでは、オリンピック・マルセイユ対パリ・サンジェルマンなどが最... 続きを読む
2024年08月16日
子ども時代の“熱”を忘れたフットボーラーなかなかトップに辿り着けない【コラム】
「フットボーラーは、子ども時代と同じようにフットボールを謳歌するべきだ。プロになった後で、『子どものときのようなプレーは再現できない』なんて、私にはあり得ない。フットボールに恋するような純真さは... 続きを読む
2024年08月12日
何が良いスタジアムか? いかに選手がプレーに集中し、観客が楽しめるかだ【コラム】
6月11日。2026年W杯アジア2次予選、日本対シリアの一戦は、広島市内にある「エディオンピースウイング広島」で行われている。 今シーズン、お披露目になったスタジアムは極上のホスピタリティだっ... 続きを読む
2024年08月07日
EUROでも帝王感を放っていたベリンガム。ただ、個を活かす戦術がないイングランドには限界があった【コラム】
選手という「個」がチームの戦術を旋回させることは、ないことではない。むしろ、しばしばあるだろう。特に際立った「個」の力を持つ選手は、その人そのものが戦術になるのだ。 EURO2024では、決勝... 続きを読む
2024年07月23日
久保建英や鈴木唯人、OAの招集を議論するのはナンセンス。日本は北京五輪の時のような「メダル以上の経験」を考えるべき【小宮良之の日本サッカー兵法書】
7月24日、パリ五輪開幕に先駆け、サッカーは幕を上げる。 日本はグループDで、パラグアイ、マリ、イスラエルと戦うことになっている。南米、アフリカ、欧州の雄が相手だけに、簡単な試合ではない。まず... 続きを読む
2024年07月20日
EUROの16強で完敗...イタリアの悲しき落日は必然。決定的に人材が枯渇している【コラム】
EURO2024、イタリアはラウンド16でスイスに0-2と敗れ去っている。 GKジャンルイジ・ドンナルンマは好セーブを連発していた。守りの伝統に関しては、誇り高き末裔であることを示したと言える... 続きを読む
2024年07月09日
ジョージアはEURO躍進も「弱者の兵法」では16強が限界。日本がW杯ベスト8以上を目ざすならイニシアチブを取る戦い方を【小宮良之の日本サッカー兵法書】
EURO2024、ジョージアは強豪国と堂々と渡り合って、一陣の風を吹かせている。大番狂わせ。サッカーの醍醐味だ。 グループステージ、ジョージアはチェコに引き分けた後、ポルトガルに勝利。ノックア... 続きを読む
2024年07月07日
EUROで躍動するN・ウィリアムスらを生み出したA・ビルバオ。降格の危機に瀕しても守ってきた“バスク純血主義”の伝統【コラム】
アスレティック・ビルバオは、一つのモデルケースにするべきクラブと言えるだろう。 育成組織「レサマ」は、クラブの‟バスク人選手のみで戦う”という純血主義を支える。そのおかげで、100... 続きを読む
2024年07月02日
ネイマールが辟易した“戦術マニア”のエメリ。アストン・ビラで旋風を起こすも「ビッグクラブでは通用しない」説も【コラム】
「ビッグクラブでは、選手の多くが“監督の判断は常に的中すべき”と求める。その点、我々監督は、あらゆる準備のディテールにおいて、決して間違ってはならない。何を、どのように伝... 続きを読む
2024年06月26日
「ボール保持は意味なし」から180度の方向転換。シメオネが堅守速攻から脱却した理由【コラム】
「試合に勝つのは、何も良いプレーをしたチーム、というわけではない。みんなは騒ぐが、ボールを持つことになんの意味があるのか? 自分たちが何をやっているのか、その確信を持っているチームこそが勝利を手に... 続きを読む
2024年06月18日
“世界一の名将”グアルディオラ、他の指揮官とは一線を画す「フィーリング」【コラム】
「(自分の采配について)知識や経験に基づいてはいるものだが、立て続けに決断を下す中で、直感が導いてくれるんだ」 今や世界一の名将と言えるジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)の... 続きを読む
2024年06月06日
「日本人はあまりに落ち着いているところがある」“ペップの右腕”リージョの指導に感じた選手との距離感「ベンチの顔色を伺うようでは高いレベルでプレーできない」【小宮良之の日本サッカー兵法書】
「シャビ、イニエスタ、メッシ・・・こうした選手たちがいなかったら、私はここまで成功を収めていなかっただろう」 バルサでの最強時代を、ジョゼップ・グアルディオラ監督(現在はマンチェスター・シティ)... 続きを読む