小宮良之 新着記事

「東京五輪に強行出場したツケ」故障を繰り返すペドリ。16歳のヤマルには負担をかけるべきではない

 10代で注目を浴びるのは、危険が伴う。 スペイン代表でFCバルセロナ所属のペドリは、アンドレス・イニエスタに匹敵する才能の持ち主で、「世界最高のサッカー選手」となる筆頭候補の一人だろう。ボール... 続きを読む

昇格組でもボールを支配するサッカーにトライするスペイン。Jリーグでは「得策ではない」と...

 スペイン1部リーグ、ラス・パルマスの戦い方がじつに小気味よい。 2部からの昇格チームにかかわらず、どんな相手にも真っ向勝負を挑んでいる。ボールを握る強度は、ラ・リーガ屈指。ポゼッション率はリー... 続きを読む

“下克上”が続く混戦のJリーグ、拮抗の一因は人材流出。海外組増加で戦力差はつきにくい【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 今シーズンのJ1リーグは、かつてないほど各クラブの力が拮抗している。 第25節は象徴的だった。首位を走る横浜F・マリノスが、残留争いの最中にある横浜FCに1-4で完敗。同じく優勝を争うヴィッセ... 続きを読む

なでしこJに大敗も、攻撃姿勢を貫いたスペイン。戦い方を曲げなかったことが世界制覇に繋がった【女子W杯】

 FIFA女子ワールドカップ、オーストラリア&ニュージーランド2023は、スペインが決勝でイングランドを1-0で破り、初めての優勝を飾っている。 スペインにとってイングランドは鬼門だった。昨年の... 続きを読む

なでしこジャパンはフィジカルの差で負けたのか。世界と互角に戦うには“武器”を磨くべき【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「フィジカル的に強化すべき時が来た」 FIFAの公式サイトで、そんな記事が掲載されている。 女子ワールドカップ、準々決勝でスウェーデンに1-2と敗退した“なでしこジャパン&rdquo... 続きを読む

「暗いサッカー」“人気のない智将”ベニテスはなぜ2年目に失速するのか。選手が「嫌気が差した」と嫌悪した練習法とは?

「次の対戦相手はどのようなプレースタイルで、どこに弱点があって、何が武器か」 今や世界中のクラブに、分析(戦略)担当がいる。彼らは対戦相手を細かくスカウティングし、データを解析し、それを元に首脳... 続きを読む

相次ぐ有力日本人選手の“欧州流出”。「Jリーグの空洞化」を危惧する声もあるが、この流れを止めるべきではない【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 この夏、Jリーグの有力日本人選手の“欧州流出”が止まらない。 伊藤涼太郎(アルビレックス新潟→シント=トロイデン)、山本理仁(ガンバ大阪→シント=ト... 続きを読む

元神戸監督リージョはペップをたしなめた...試合中の指示は有効なのか「ベンチで叫ぶのは自分の仕事不足の証明」

「我々監督の仕事は練習場にある。そこであらゆる手を尽くし、試合に臨む11人を送り出す。トレーニングでやってきた成果は自ずとゲームで出る」 かつてヴィッセル神戸を率い、世界最高の監督と言えるジョゼ... 続きを読む

「欧州組は圧倒的に戦い慣れている」最先端にアップデートした森保ジャパン。4発快勝したペルー戦で真価が出た【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 今年6月、日本代表はペルー代表を完膚なきまでに叩きのめしている。4-1というスコア以上に、サッカーの質で上回った。技術や体力以上に、戦術の成熟度というのか。プレッシング、トランジションといった... 続きを読む

「ボールが彼を愛するように寄ってきた」同僚マラドーナがそう評した伝説ストライカーの“極意”

 ストライカーの資質を語るのは簡単ではない。「ボールを呼び込み、ネットに叩き込む」 単純明快な作業だが、ピッチでは最も困難である。なぜなら、相手もそれを死に物狂いで防ごうとする。そのせめぎ合いを... 続きを読む

「プロでは通用しない」フランス2部でお払い箱→スペイン代表入り。失敗と向き合って成長したソシエダDF

「失敗にどう向き合うか」 それはサッカーだけでなく、人生で成功するために大事なことかもしれない。「失敗は成功の基」ということわざが世間に流布されているのは、それだけの理由があるのだろう。成功し続... 続きを読む

「勝つために良いプレーをする」名将ビエルサが語った“監督の命題”。「90分間、攻め続ける」ための手段は...

「勝利を目指すべきか、良いプレーを目指すべきか。その類の質問がしばしば飛びます。しかし私が思いますに、ここは一つの断定をするべきでしょう。勝つために良いプレーをする、それのみです。二つのうちの一... 続きを読む

「サッカー人生で最悪の瞬間」スペイン代表DFの足を折って輝きを失ったブラジル人MF。危険なタックルは自らも傷つける可能性がある

 敵陣での背後や横からの身体を投げ出すようなスライディングタックルは、よくよく気を付けた方がいい。死角から、全パワーで入るタックルは、控え目に言って危険行為だ。「戦う」 そんな姿勢ですべてを肯定... 続きを読む

ベティス、アヤックス、スポルティング、川崎…。“無形”を貫く「トータルフットボール」

 御大ヨハン・クライフは現役時代、「トータルフットボール」という理念を用いて戦いの変幻を説き、なおかつ高い次元で実践した。彼自身、ポジションを持たず、自在に適時に場所を変え、そこで適切な判断をし... 続きを読む

大不振セビージャを立て直しEL決勝に導いたメンディリバルは“名将”に値。日本人への色眼鏡が残る中で乾貴士の長所を引き出した手腕も見事【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「名将」  その表現で、誰を思い浮かべるだろうか? 欧州王者になったことがある監督は、その枠に入れて文句はないだろう。ジョゼップ・グアルディオラ、ジョゼ・モウリーニョ、ジネディーヌ・ジダン、ユル... 続きを読む

海外日本人

サッカーダイジェストの最新号

ページトップへ