2018年04月10日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】スペイン発:意見の“潰し合い”でなく“ぶつけ合い”のススメ
『ワールドサッカーダイジェスト』のジャーナル連載を担当して20年目(確かこの春で)になるスペイン人評論家、ヘスス・スアレスは、サッカーに対する熱量が多い男だろう。 「もっと良い蹴り方があるぞ!」 ... 続きを読む
2018年04月10日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】スペイン発:意見の“潰し合い”でなく“ぶつけ合い”のススメ
『ワールドサッカーダイジェスト』のジャーナル連載を担当して20年目(確かこの春で)になるスペイン人評論家、ヘスス・スアレスは、サッカーに対する熱量が多い男だろう。 「もっと良い蹴り方があるぞ!」 ... 続きを読む
2018年04月06日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】善と悪、正解と不正解、運と不運…全てが曖昧模糊なピッチの上
先日、知り合いから、子どもについての進路相談があった。来年に大学受験を控え、将来を模索しているのだという。スポーツマスコミにも興味があるようだ。 何が必要なのか? どうあるべきで、どうやったら... 続きを読む
2018年03月26日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】一昨年には熟成していたものが…戦術的退化が顕著だったマリ戦
3月23日、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が率いる日本代表は、アフリカのマリと対戦し、1-1で引き分けた。 先制されながら、最後の最後でプレーで追いついた点は、評価すべきなのだろう。その意味で... 続きを読む
2018年03月24日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】天才、野心家…黄金世代を生み出す「触媒」は今度も出現するか!?
「選手を成長させるのは選手」 それは、ひとつの不文律だろう。世代ごとに、好選手がひとかたまりで生まれる。それは、ライバルの存在に刺激を受け、成長を遂げた結果だといわれる。 高いレベルで、お互いが... 続きを読む
2018年03月16日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】メッシとシュート練習をしたGKは…名手がもたらす相乗効果
コパ・デル・レイ準決勝、バレンシア戦でのこと。バルセロナのゴールマウスを守るオランダ代表GKヤスパー・シレッセンは、至近距離からのシュートを防ぐなど、ハイレベルのセービングで勝利に貢献した。 ... 続きを読む
2018年03月09日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】良い選手はどこから、どのようにして生まれるかを改めて考える
どのような育成環境から、優秀な選手は生まれ育つのか? 一概に言い切るのは難しい。 例えば、環境面を整える、というのは正攻法だろう。ただし、テクニカルな選手は必ずしも、ハード面に恵まれた施設で育... 続きを読む
2018年03月02日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】日本に該当者は何人!? 世界で争奪戦が繰り広げられる希少な人材
世界的に一番不足しているポジションは、「左利きのCB(センターバック)」かもしれない。 欧州や南米では、左CBには左利きを起用するのが通例になっている。 左CBは右足でボールを晒した時、わずかな... 続きを読む
2018年02月23日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】追い込むか、逃げ場を作るか?…難しいメンタル・マネジメント
「フットボールはメンタルだ」 そう語られて、久しい。 もっとも、それは多くのスポーツ競技に共通するだろう。何なら、一般社会での様々な駆け引きの場でも、大きな影響を及ぼすはずだ。不安やストレスに苛... 続きを読む
2018年02月14日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】シーズン中の補強が既存の選手に与える心理的影響はいか程か!?
冬の移籍市場、欧州王者レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督は、アスレティック・ビルバオに所属するGKケパ・アリサバラガとの契約合意に、「待った」をかけている。 覇道を行くマドリーと... 続きを読む
2018年02月07日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】「走る」のは基本だが、「走らない」ことの効果も考えてみよう!
昨年12月23日に行なわれたクラシコ(レアル・マドリー対バルセロナの伝統の一戦)は、玄人好みするフットボールの駆け引きに溢れていたが、局面を切り取るだけでも、何とも贅沢なゲームだった。 ジネデ... 続きを読む
2018年02月04日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】たったひとりのカリスマが一国のサッカーの潮流を劇的に変える!
「例えば中国のFWには、フィジカルがとても強いタイプと、テクニックのあるタイプがいたり、様々なんだよ。それは欧州や南米にもあるんだろうけど、少し気になる。テクニックがあまりない選手の"... 続きを読む
2018年01月25日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】戦術に動かされるのではなく、己の意思でプレーできているか!?
昨年12月に行なわれたE-1選手権で、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は不可解にも、相手の土俵に立つような戦いを選んでいる。「中盤で繋ぐな! ボールを持ったら、縦に蹴れ!」 ボールプレーに長じ、コ... 続きを読む
2018年01月21日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】ハリルジャパンが採るべきは「卑屈な戦術」でなく「謙虚な戦術」
今夏のロシア・ワールドカップ、日本代表はコロンビア、セネガル、ポーランドを相手に、グループステージの3試合を戦う。 日本は第4ポッド。格下であることを認めた上で、戦略を練るべきだ。勝ち目は薄いわ... 続きを読む
2018年01月16日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】無限の力を生み出す戦術、それを封じる戦術…駆け引きも無限だ
「リアクション」は、立派な戦術のひとつである。 相手の動きに合わせ、その体勢のズレやコントロールの乱れを攻撃する。ボールを扱う方が行動としては難しく、それに対して手を打つ。それは論理的な戦い方と... 続きを読む
2018年01月08日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】「ファイター集団」A・マドリーを“焦げ付かせた”サッカーの原点
プロとしては、結果が問われる。その点、どのような内容であっても、勝者と敗者は強い陰影を作る。それは自然なことなのだろう。 勝利することは、自信と陶酔をもたらす。それが、プレーそのものをレベルア... 続きを読む