2019年03月31日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 強豪相手に状況の変化に対応して勝ち切る――森保ジャパンが残した課題
「前半は立ち上がりにピンチがあったものの、選手はアグレッシブに戦ってくれた。激しくプレスをかけ、粘り強くボールを奪い、良い守備から良い攻撃が生まれて。ただ、チャンスを多く作ったところで、得点する... 続きを読む
2019年03月31日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 強豪相手に状況の変化に対応して勝ち切る――森保ジャパンが残した課題
「前半は立ち上がりにピンチがあったものの、選手はアグレッシブに戦ってくれた。激しくプレスをかけ、粘り強くボールを奪い、良い守備から良い攻撃が生まれて。ただ、チャンスを多く作ったところで、得点する... 続きを読む
2019年03月24日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 監督とはかくあるべき! 失敗を糧に上昇し続ける高潔な究道者
3月15日、リーガ・エスパニョーラの雄であるセビージャの監督、パブロ・マチンが電撃的に解任された。過去に5度の優勝経験があるヨーロッパリーグ(EL)で敗退したことが、大きな理由だった。 「次の試... 続きを読む
2019年03月17日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 ケイン、スアレス、ビジャ…点取り屋が持つ共通の「戦術センス」
サッカーは大局を動かす戦略と、局面を左右する戦術によって成り立っている。 戦略を動かすには、クラブフロント、さらには現場のリーダーである監督の力が大きく物を言う。戦いの道筋を、どれだけ明確にで... 続きを読む
2019年03月10日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 世界でも稀な注目度が「高校以上プロ未満」の原石に与える影響
2019年も、高校選手権の決勝(青森山田×流通経済大柏)には6万人近い観客が集まったという。 ユース年代の大会としては、世界的に見ても例外的な熱狂と言える。欧州では、この年代のチャ... 続きを読む
2019年03月01日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 何点取ったかではなく、どのようにして取ったかに目を向けよ!
「こんな弱い相手には5-0、6-0で勝たないと、強い相手に勝てるわけがない!」 この発想が、どこから生まれているのか分からない。 率直に言って、何の論拠もない考え方だろう。たとえトルクメニスタン... 続きを読む
2019年02月24日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 監督に必要なのは「名将の下での修行」より「下部チームの指揮」
監督は、監督として成熟する。 欧州サッカー界をリードする指揮官は、いずれも監督としての経験を積み、その力量を高めている。コーチからの「丁稚奉公」ではない。監督として失敗し、成功し、一人前になる... 続きを読む
2019年02月17日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 “段階的”な強化など不可能! 全て“同時”に推し進めるべきだ
「堅守+攻撃サッカー」 しばしば、この手のスローガンやメディア評価を目にする。守りを固めることができたから、次はより攻撃的に!――そうした強化の発想だろうか。 しかし残念ながら、実現できる可能性... 続きを読む
2019年02月05日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 アジアカップでの日本に対する「手のひら返しの論調」を批評する
アジアカップで日本は、グループリーグから決勝トーナメントのサウジアラビア戦、ベトナム戦まで、「守備的」「すっきりしない」と批判を浴びた。 それが、準決勝ではイランを相手に3-0で快勝したことに... 続きを読む
2019年02月01日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】イラン戦での先制時、何が南野拓実にボールを追わせたのか!?
「審判の笛が鳴るまでは、決してプレーを止めてはならない」 それは世界中で広く知られる、サッカーの“不文律”である。今さら言うまでもない。それほどに浸透している言い回しだ。 ... 続きを読む
2019年01月27日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 ジダンを追い詰めたのは!? 世界王者クラブを率いる監督の苦労
監督は、簡単な職業ではない。 周りから押し寄せる重圧は、生半可なものではないだろう。負けが込めば、ファンに罵倒される。精神的に、きついに違いない。 もっとも、それは指揮官としては、大した話ではな... 続きを読む
2019年01月19日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 次々に生まれる「サイドから仕掛けられるタレント」をどう活かす!?
「仕掛けることで相手のバランスを崩せる選手が、攻撃では欠かせない」 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督はそう言って、過去に率いたチームでは、その系統のアタッカーを重用してきた。... 続きを読む
2019年01月13日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 耐えられないほどの重圧を受けるプロ選手たちの様々な克服方法
プロサッカー選手は、周りから強い重圧を受ける。その日々は、精神的にも大きな負荷となる。結果として、鬱に近い状態に陥ってしまうケースも珍しくない。 例えば、スペイン代表として南アフリカ・ワールド... 続きを読む
2019年01月06日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 ファンのブーイングや罵声に選手たちはいかに対応するべきか!?
スタジアムでのブーイングは、選手のメンタルにどのように作用するのだろうか? 「ブーイングをバネに、という話がよくありますよね? でも、あれを受けて良い気持ちになるはずはないですよ。正直、とてもネ... 続きを読む
2018年12月30日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 選手に軽んじられる監督、選手に庇われる監督…違いはどこに!?
名将の条件とは何か? 斬新なトレーニングで、華やかなプレーを実現できる。例えば、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラのような監督は、間違いなくそのひとりだろう。場当たり的で... 続きを読む
2018年12月23日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 蹴球界のさらなる成長を促すJリーグの真の「ピラミッド」化
「なぜJリーグでは、下部リーグから選手をもっと引き上げられないのか。欧州では、4、5部リーグの選手が1部で活躍することもある。そうした突き上げによって、競争力は上がるはずだが…&h... 続きを読む