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【月間表彰】樋口雄太が明かす名古屋戦の“2連続ワンツー”の真相。鳥栖入団の経緯も語る!

カテゴリ:Jリーグ

古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

2021年08月30日

樋口が掲げるチームの目標は?

プロ1年目の19年シーズン。樋口はリーグ1試合の出場に終わっていた。写真:徳原隆元

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――しかし、プロ1年目はリーグ戦わずか1試合の出場でした。

「大学4年で鳥栖に内定してから『やってやろう』っていう気持ちは高まっていた一方、1年目はなかなか試合に絡めなくて……。プロの壁を実感して苦しんだシーズンでした。ただ、成長しないと長いサッカー人生を送ることはできないと再確認できたので、今思えばすごく大事な時期でしたよね」

――翌シーズンはリーグ28試合に出場しました。2年目は1年目からなにが変わった?

「28試合に出場できましたけど、5節までは1分も出番がなかったんです。もちろん、ネガティブになることもありました。それでも、やることは変えず、いつチャンスが回ってきてもいいように準備していました」

――初スタメンが8節のアウェー・FC東京戦でした。

「巡ってきたチャンスで死ぬ気で喰らいついてやろうと思ってプレーしていました。その結果、3-2でチームを勝利に導けたので、ホッとしたというか、スタートラインに立てたという実感がありました」
 
――そして今季は10番を託されるまでに成長しました。今後の目標は?

「日本代表は目指していますし、そこを目指さないとプロである意味がない、と個人的には思います。結果も出始めて少しず評価してくれている方もいます。もっともっとチームで存在感を高め、ひとつ1つのプレー精度を高める。それが目標への近道だと考えています」

――それでは、鳥栖の後半戦はどこに注目でしょう?

「前半戦から大きな変化はないので、プレーのクオリティを上げたり、決定力を高めたりすることが大事になるはずです。みんなで新しい景色を見に行くじゃないですけど、そういう気持ちでチームのモチベーションは高くなっているので、そこを突き詰めていきたいです」

――新しい景色とは?

「ACL圏内に入ることです。鳥栖はまだ出たことがないので。チームの価値を上げられるように後半戦もチーム一丸となって頑張りたいです」

取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)
協力●DAZN
 
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