僕たちの代(アカデミー)は今みたいに強くなかったですし…
――鳥栖アカデミーの近年の躍進は素晴らしいです。OBから見て今のアカデミーはどうですか?
「僕たちの代は今みたいに強くなかったですし、上手い選手もそう多くなかった。レベルの高いチームにはなかなか勝てない状況でした。今はプレミアリーグで戦っていますし、全国制覇もして、とても充実していますよね。自分たちの代だったらありえないので、すごく差を感じています。今と比較されたくないので、ユース時代はあんまり振り返りたくないですね(笑)」
――それでも、樋口選手は世代別代表に選ばれた経験もありました。
「はい。ただ、代表活動に呼ばれても、なかなか自分の良いところを出せなくて。継続的に呼ばれなかったので、継続性というのが当時の課題でしたね」
――なるほど。高校卒業後は鹿児島県の鹿屋体育大に進学。進路を決めた理由は?
「関東や関西に進学する選択肢はなくて、九州で一番強いチームに行きたいと考えていました。他の大学にも練習参加をさせてもらいましたけど、鹿屋のチームスタイルにフィットしそうな気がしました。ここだったらもっと成長できると」
――そのチームスタイルとは?
「大枠は今の鳥栖がしているようなボールを大事にするサッカーです。自分の能力は最大限に発揮できると感じました」
「僕たちの代は今みたいに強くなかったですし、上手い選手もそう多くなかった。レベルの高いチームにはなかなか勝てない状況でした。今はプレミアリーグで戦っていますし、全国制覇もして、とても充実していますよね。自分たちの代だったらありえないので、すごく差を感じています。今と比較されたくないので、ユース時代はあんまり振り返りたくないですね(笑)」
――それでも、樋口選手は世代別代表に選ばれた経験もありました。
「はい。ただ、代表活動に呼ばれても、なかなか自分の良いところを出せなくて。継続的に呼ばれなかったので、継続性というのが当時の課題でしたね」
――なるほど。高校卒業後は鹿児島県の鹿屋体育大に進学。進路を決めた理由は?
「関東や関西に進学する選択肢はなくて、九州で一番強いチームに行きたいと考えていました。他の大学にも練習参加をさせてもらいましたけど、鹿屋のチームスタイルにフィットしそうな気がしました。ここだったらもっと成長できると」
――そのチームスタイルとは?
「大枠は今の鳥栖がしているようなボールを大事にするサッカーです。自分の能力は最大限に発揮できると感じました」
――では、なぜ関東や関西に行かないと決めていた?
「全国から上手い選手が集まる関東や関西に身を置くのもいいと思うんですけど、やっぱり試合に出ないと意味がない。九州のチームでも、もちろん全国大会に出られますし、そこで結果を出せればスカウトの目に留まるかなと」
――その選択が奏功したのか、鳥栖からのオファーを勝ち取りました。
「このチームに戻ってきたいっていう想いが1番でした。ただ、いろんなチームに練習参加したけど、なかなか決まらなくて……。鳥栖から正式なオファーをもらったのが4年生の10月だったので、焦りはかなりありました」
――オファーをもらった時の心境は?
「即決でした(笑)。いくつかのクラブからお話はもらいましたけど、僕を育ててくれたクラブに恩返しがしたかったですから」
「全国から上手い選手が集まる関東や関西に身を置くのもいいと思うんですけど、やっぱり試合に出ないと意味がない。九州のチームでも、もちろん全国大会に出られますし、そこで結果を出せればスカウトの目に留まるかなと」
――その選択が奏功したのか、鳥栖からのオファーを勝ち取りました。
「このチームに戻ってきたいっていう想いが1番でした。ただ、いろんなチームに練習参加したけど、なかなか決まらなくて……。鳥栖から正式なオファーをもらったのが4年生の10月だったので、焦りはかなりありました」
――オファーをもらった時の心境は?
「即決でした(笑)。いくつかのクラブからお話はもらいましたけど、僕を育ててくれたクラブに恩返しがしたかったですから」