• トップ
  • ニュース一覧
  • 【月間表彰】樋口雄太が明かす名古屋戦の“2連続ワンツー”の真相。鳥栖入団の経緯も語る!

【月間表彰】樋口雄太が明かす名古屋戦の“2連続ワンツー”の真相。鳥栖入団の経緯も語る!

カテゴリ:Jリーグ

古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

2021年08月30日

僕たちの代(アカデミー)は今みたいに強くなかったですし…

中野伸哉(右)ら多くの才能が集まる鳥栖アカデミー。OBの樋口は「比較されたくない」と笑う。写真:田中研治

画像を見る

――鳥栖アカデミーの近年の躍進は素晴らしいです。OBから見て今のアカデミーはどうですか?

「僕たちの代は今みたいに強くなかったですし、上手い選手もそう多くなかった。レベルの高いチームにはなかなか勝てない状況でした。今はプレミアリーグで戦っていますし、全国制覇もして、とても充実していますよね。自分たちの代だったらありえないので、すごく差を感じています。今と比較されたくないので、ユース時代はあんまり振り返りたくないですね(笑)」

――それでも、樋口選手は世代別代表に選ばれた経験もありました。

「はい。ただ、代表活動に呼ばれても、なかなか自分の良いところを出せなくて。継続的に呼ばれなかったので、継続性というのが当時の課題でしたね」

――なるほど。高校卒業後は鹿児島県の鹿屋体育大に進学。進路を決めた理由は?

「関東や関西に進学する選択肢はなくて、九州で一番強いチームに行きたいと考えていました。他の大学にも練習参加をさせてもらいましたけど、鹿屋のチームスタイルにフィットしそうな気がしました。ここだったらもっと成長できると」

――そのチームスタイルとは?

「大枠は今の鳥栖がしているようなボールを大事にするサッカーです。自分の能力は最大限に発揮できると感じました」
 
――では、なぜ関東や関西に行かないと決めていた?

「全国から上手い選手が集まる関東や関西に身を置くのもいいと思うんですけど、やっぱり試合に出ないと意味がない。九州のチームでも、もちろん全国大会に出られますし、そこで結果を出せればスカウトの目に留まるかなと」

――その選択が奏功したのか、鳥栖からのオファーを勝ち取りました。

「このチームに戻ってきたいっていう想いが1番でした。ただ、いろんなチームに練習参加したけど、なかなか決まらなくて……。鳥栖から正式なオファーをもらったのが4年生の10月だったので、焦りはかなりありました」

――オファーをもらった時の心境は?

「即決でした(笑)。いくつかのクラブからお話はもらいましたけど、僕を育ててくれたクラブに恩返しがしたかったですから」
 
【関連記事】
【J1採点&寸評】仙台0-1鳥栖|チームを救う圧巻FK弾の鳥栖DFがMOM! 仙台は「残留への兆しが見えた」と手応え
強烈な個性が輝いたクラブユース選手権U-15。FC東京、鳥栖、ヴェルディの強さを支えたタレントたちに注目!
「大号泣案件」逆転勝利に導く決勝弾の鳥栖・樋口雄太に称賛の声!「最高に気持ちいいゴール」
【セルジオ越後】最終予選へ絶対的に期待したいのは大迫でもなく、南野や堂安、鎌田でもなく…
「アジア最強だ」海外組18人の日本代表に、対戦する中国のメディアも衝撃!「両国選手の市場価値を比較すると…」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ