アルゼンチンからゴールを奪った林は…
最後のCF2枚はオーバーエイジの大迫勇也(ブレーメン)と上田綺世(鹿島)だ。このチームの強みである2列目を活かすには、前線でボールを収められるFWが必要不可欠であり、大迫はうってつけだ。クラブで出番が激減している点が気掛かりだったが、A代表の韓国戦とモンゴル戦では、さすがという姿を見せた。ゴールを量産するタイプではないが、周囲を活かすプレーとロシア・ワールドカップのコロンビア戦で決勝点を奪ったような勝負強さに期待したい。
その大迫が所属した鹿島で成長中の上田は、この五輪代表のエース格としてプレーしてきた。故障明けということもあり、アルゼンチン戦には呼ばれなかったが、当然入るべきストライカーだ。魅力は動き出しの巧さと得点力。大迫がやや下がり目に入れば、勝負どころでの同時起用も可能だろう。
南米王者を相手に奮闘はしたが、ゴールという結果を残せなかった田川亨介(FC東京)、得点はしたが未知数の部分が多い林はメンバー外に。ただ、アルゼンチン戦を自信に、クラブでゴールを量産するようなことがあれば、勢いを買って滑り込む可能性はあるだろう。
あくまで今回選んだのは現時点での18人。逆に言えば、ここから2~3人が入れ替わるぐらいの“伸び”がなければ、メダル獲得は難しいかもしれない。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
その大迫が所属した鹿島で成長中の上田は、この五輪代表のエース格としてプレーしてきた。故障明けということもあり、アルゼンチン戦には呼ばれなかったが、当然入るべきストライカーだ。魅力は動き出しの巧さと得点力。大迫がやや下がり目に入れば、勝負どころでの同時起用も可能だろう。
南米王者を相手に奮闘はしたが、ゴールという結果を残せなかった田川亨介(FC東京)、得点はしたが未知数の部分が多い林はメンバー外に。ただ、アルゼンチン戦を自信に、クラブでゴールを量産するようなことがあれば、勢いを買って滑り込む可能性はあるだろう。
あくまで今回選んだのは現時点での18人。逆に言えば、ここから2~3人が入れ替わるぐらいの“伸び”がなければ、メダル獲得は難しいかもしれない。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)