「フィジカルで勝負するのは厳しくなってきたから、インテリジェンスがモノを言う」
――最近、選手たちや監督の間で、この8年間ほどでフットボールは変わったという声をよく耳にする。昨今では(ユルゲン・)クロップ監督率いるリバプールに代表されるトランジションを重視するスタイルがトレンドになっているとね。
「それは僕も感じるよ。フィジカルを重視する意識が高まって、各チームの力が拮抗した。以前はテクニックで違いを見せられていたところが、そこにフィジカル的な要素も相手に対抗できるレベルにまで持っていかないと、勝負できない時代になっている」
――サンティ自身は、そうしたフットボールの変化にどのように対応しているの?
「僕自身も変わろうと努力している。とくに個人レベルでも、チームレベルでも試合の流れを読む能力を磨くことに努めてきた。年齢も重ねて、年々フィジカルで勝負するのは厳しくなっている。そこでモノをいうのが経験に裏打ちされたインテリジェンスなのさ」
「それは僕も感じるよ。フィジカルを重視する意識が高まって、各チームの力が拮抗した。以前はテクニックで違いを見せられていたところが、そこにフィジカル的な要素も相手に対抗できるレベルにまで持っていかないと、勝負できない時代になっている」
――サンティ自身は、そうしたフットボールの変化にどのように対応しているの?
「僕自身も変わろうと努力している。とくに個人レベルでも、チームレベルでも試合の流れを読む能力を磨くことに努めてきた。年齢も重ねて、年々フィジカルで勝負するのは厳しくなっている。そこでモノをいうのが経験に裏打ちされたインテリジェンスなのさ」
――(ビセンテ・)デル・ボスケ監督時代にはシャビの後継者と目されていた時期もあった。(アーセン・)ヴェンゲル監督時代のアーセナルでも、すでにセントラルMFとしてプレーしていたね。
「若い頃はサイドやトップ下が本職だったからね。セントラルMFには少しずつ慣れてきて今がある。頻繁にボールに絡むことができるし、いまの僕にぴったりの役割だと思っている」
――左右両足を遜色なく扱えることもプラスに働いたんじゃない?
「そうだね。サイドラインを背負ってプレーする状況では中に切れ込むという一方向に動くしか選択肢がない。それがセンターだと左右の二方向に増えるからね」
インタビュアー・文●ラディスラオ・ハビエル・モニーノ(エル・パイス紙)
翻訳●下村正幸
※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙の記事を翻訳配信しています。
「若い頃はサイドやトップ下が本職だったからね。セントラルMFには少しずつ慣れてきて今がある。頻繁にボールに絡むことができるし、いまの僕にぴったりの役割だと思っている」
――左右両足を遜色なく扱えることもプラスに働いたんじゃない?
「そうだね。サイドラインを背負ってプレーする状況では中に切れ込むという一方向に動くしか選択肢がない。それがセンターだと左右の二方向に増えるからね」
インタビュアー・文●ラディスラオ・ハビエル・モニーノ(エル・パイス紙)
翻訳●下村正幸
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