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【CL レアル・マドリー×ユベントス|採点&寸評】王者を土俵際まで追い詰めたユーベ、2得点のマンジュキッチが最高評価

カテゴリ:ワールド

井川洋一

2018年04月12日

ユベントス――王者マドリーを追い詰めたが…。

第1レグはともに途中出場だったマンジュキッチ(右)とマテュイディ(14番)が大活躍。王者をあと一歩のところまで追い詰めた。(C)REUTERS/AFLO

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[FW]
9 ゴンサロ・イグアイン 6.5(90+6分OUT)

ビルドアップの際は素早く降りて、正確にさばいて攻撃の着火点となり、高めの位置でボールを受けた際は流れるような動きでシュートに持ち込んだ。相手ボールにはしつこく食らいつき、前線からのプレスでも献身性を示した。

11 ドグラス・コスタ 7
先制点のアシストの前に時間を作って起点となり、3点目は鋭いクロスでマテュイディのゴールをお膳立て。極めて俊敏なドリブルは、相手に混乱を生み出し、カットインからシュートを放つ得意の形も披露した。

☆MAN OF THE MATCH
17 マリオ・マンジュキッチ 7.5

このチームにおける左ウイングの役割をしっかりと理解し、スコアラーとしても優れた働きを披露。前半の2得点はどちらも右からのクロスにファーサイドで頭で合わせたもので、ヘディングの強さと精度、タイミングが抜群だった。とくに相手のマークがありながら確実に仕留めた2点目は──C・ロナウドは同じようなシーンで外していた──簡単なゴールではない。

 
[交代出場]
DF
26 シュテファン・リヒトシュタイナー 6.5(17分IN)

不測の事態による途中出場後、トラップミスや不用意な警告で試合にスムーズに入れなかったが、心身ともにタフなSBはこれに動じることなく、直後にきれいなクロスでチームの2点目をアシストした。

GK
23 ヴォイチェフ・シュチェスニー - (90+6分IN)

守護神ブッフォンの退場を受け、イグアインと交代で最後のPKを任された。C・ロナウドのキックのコースは完璧に読んだものの、威力ある高精度のシュートを止めることはできなかった。

[監督]
マッシミリアーノ・アッレグリ 7

ホームで大敗した後に、チームを奮い立たせ、連覇中の王者マドリーを土俵際まで追い詰めた。アンカーに配したピャニッチから、全盛期のピルロさながらのパフォーマンスを引き出し、インサイドハーフのケディラとマテュイディにも特長を十全に活かせる役割を指示した。ファーストレグで穴となったSBのポジショニングも適切に修正し、守備の中央の重鎮たちには全幅の信頼を置いた。右で作って左で仕留める攻撃の意図も明確で、物事は最高の形で進んでいったが、最後の最後に筋書きが変わり、昨シーズンの決勝に続いてまたもやマドリーの前に屈することとなった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

文●井川洋一
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