「選手を過小評価していない。ポテンシャルを見れば十分戦える」
──今オフの補強はおとなしめでした。井手口陽介選手が去ったボランチには浦和レッズから矢島慎也選手を獲りましたが、即戦力と見なせるのは彼と出戻りの菅沼駿哉選手のふたりだけ。あとは新人7選手という状況です。サポーターの間ではかなり不満の声が上がっています。
「補強のところは、派手さがないからかもしれませんね。ただ強化としては、去年の選手が怪我なく本来のパフォーマンスを発揮すれば、優勝争いができると考えています。得点力を考えたときに心配な部分があるのは確かで、そこの穴埋めをどうするのかについては常に頭の中で考えながら、編成を考えていきたい」
──Jリーグの移籍期限は3月末がリミットです。それまでにクルピ監督から希望があれば、動く可能性はあると?
「あるかもしれない」
──基本的に現有戦力でタイトルは獲れる、駒は揃っていると判断しているわけですね?
「そう考えています。選手を過小評価していないということで、ポテンシャルを見れば十分戦えるはずです。長沢(駿)にしたって去年は二けた(得点)取っていますしね。この冬はJリーグ全体が穏やかな印象です。レイソルやフロンターレが積極的ですけど、獲得した選手が本当の主力級かと言えばかならずしもそうではない」
──今年は高体連から3人の新人選手が加入しました。ユースからの昇格選手がもっぱらだったことを考えると、ずいぶん多いなという印象を受けます。
「そこはフラットに考えています。同じポジションで同じ能力の選手であれば、もちろんガンバユースの選手を優先しますが、今年に関しては高体連の選手が上回ったということです」
──たしかに新人7選手のポジションは異なります。谷晃生選手(ユース)がGK、芝本蓮選手(ユース)がボランチ、白井陽斗選手(ユース)がFW、松田陸選手(前橋育英高)が右サイドバック、福田湧矢選手(東福岡高)が攻撃的MF、山口竜弥選手(東海大相模高)が左サイドバック、そして中村敬斗選手(三菱養和SCユース)が……あれ、FWですね?
「中村は特別枠(笑)。いま獲っておかないといけない選手だったから」
──なるほど。先日取材させてもらいましたが、とてもその言動は17歳とは思えませんでした。
「目標がはっきりしていますからね。同じ年代の子にしてみたら、3歳か4歳くらい年上の考えを持っている選手。自分が目ざすところへの近道がガンバだと感じて、選んでくれたんだと思います」
「補強のところは、派手さがないからかもしれませんね。ただ強化としては、去年の選手が怪我なく本来のパフォーマンスを発揮すれば、優勝争いができると考えています。得点力を考えたときに心配な部分があるのは確かで、そこの穴埋めをどうするのかについては常に頭の中で考えながら、編成を考えていきたい」
──Jリーグの移籍期限は3月末がリミットです。それまでにクルピ監督から希望があれば、動く可能性はあると?
「あるかもしれない」
──基本的に現有戦力でタイトルは獲れる、駒は揃っていると判断しているわけですね?
「そう考えています。選手を過小評価していないということで、ポテンシャルを見れば十分戦えるはずです。長沢(駿)にしたって去年は二けた(得点)取っていますしね。この冬はJリーグ全体が穏やかな印象です。レイソルやフロンターレが積極的ですけど、獲得した選手が本当の主力級かと言えばかならずしもそうではない」
──今年は高体連から3人の新人選手が加入しました。ユースからの昇格選手がもっぱらだったことを考えると、ずいぶん多いなという印象を受けます。
「そこはフラットに考えています。同じポジションで同じ能力の選手であれば、もちろんガンバユースの選手を優先しますが、今年に関しては高体連の選手が上回ったということです」
──たしかに新人7選手のポジションは異なります。谷晃生選手(ユース)がGK、芝本蓮選手(ユース)がボランチ、白井陽斗選手(ユース)がFW、松田陸選手(前橋育英高)が右サイドバック、福田湧矢選手(東福岡高)が攻撃的MF、山口竜弥選手(東海大相模高)が左サイドバック、そして中村敬斗選手(三菱養和SCユース)が……あれ、FWですね?
「中村は特別枠(笑)。いま獲っておかないといけない選手だったから」
──なるほど。先日取材させてもらいましたが、とてもその言動は17歳とは思えませんでした。
「目標がはっきりしていますからね。同じ年代の子にしてみたら、3歳か4歳くらい年上の考えを持っている選手。自分が目ざすところへの近道がガンバだと感じて、選んでくれたんだと思います」