「ジョーが来たんだ。名古屋は最高の補強をしたよ」
──ところでクルピ監督は、現在のJリーグの問題点はどこにあると考えていますか?
「さほど気になるところはない。技術的なレベルは上がっているし、若い選手たちがどんどん海外に行っているしね。ただ、これが多くなりすぎると、当然ながら国内リーグのレベルは下がってしまう。ブラジルがずっと直面している問題でもある。17、18歳で行ってしまうわけだけど、それを補う若い才能にどんどん台頭してもらうしか解決策はないんだ。日本もそうなってほしい。カガワ・シンジやカキタニ・ヨウイチロウのように羽ばたける選手が、ガンバにも現れると信じているし、大いに期待している」
──セレッソ時代に1年間薫陶を受けた倉田秋選手は、「息子のように接してくれた、愛情あふれる監督」と話していましたよ。
「本当か!? それを聞けてすごく嬉しい。無理をしてそうしているわけではなく、すべては自然の行動だ。こういう性格で生まれきたことを、神に感謝しなければならない」
──宮本恒靖さんが昨年に引き続きU-23の監督を務め、今季はトップチームのコーチも担当します。金曜日に初めてのスタッフミーティングで話されたと思いますが、どんな印象を受けましたか?
「実に誠実で、最高の指導者だと感じたよ。なにも言うことはないね。ただ、スタッフの人数が多くて驚いて、思わず写真を撮ってしまったよ。私の契約が満了するまでに、顔と名前が一致するか心配だ(笑)」
──選手の数は38名にのぼります。
「まあ、ブラジルではさほど珍しい数字ではない。試合数が多いし、サントスでも同じくらいの人数だったよ。スタッフ間で上手く連携できるはずだし、まったく気にしていない」
──ところで、今シーズンのJ1で気になるクラブはありますか。
「どこもいい補強をしているけど、とくに名古屋がね。ジョーのような選手が来るのだから、最高の補強をしたと言うほかない。しっかり投資をしているよ」
──今日は時差ボケが残るなか、ありがとうございました。最後に今季の目標と意気込みを聞かせてください。
「クラブのスローガンが『奪還』。つまりはタイトルを獲る、奪いにいくということだ。そのために私は全力を尽くすと約束するし、サポーターのみなさんに歓喜をお届けしよう。ぜひともスタジアムに駆け付け、我々をサポートしてもらいたい。ヨロシク、オネガイシマス!」
取材・文●川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
「さほど気になるところはない。技術的なレベルは上がっているし、若い選手たちがどんどん海外に行っているしね。ただ、これが多くなりすぎると、当然ながら国内リーグのレベルは下がってしまう。ブラジルがずっと直面している問題でもある。17、18歳で行ってしまうわけだけど、それを補う若い才能にどんどん台頭してもらうしか解決策はないんだ。日本もそうなってほしい。カガワ・シンジやカキタニ・ヨウイチロウのように羽ばたける選手が、ガンバにも現れると信じているし、大いに期待している」
──セレッソ時代に1年間薫陶を受けた倉田秋選手は、「息子のように接してくれた、愛情あふれる監督」と話していましたよ。
「本当か!? それを聞けてすごく嬉しい。無理をしてそうしているわけではなく、すべては自然の行動だ。こういう性格で生まれきたことを、神に感謝しなければならない」
──宮本恒靖さんが昨年に引き続きU-23の監督を務め、今季はトップチームのコーチも担当します。金曜日に初めてのスタッフミーティングで話されたと思いますが、どんな印象を受けましたか?
「実に誠実で、最高の指導者だと感じたよ。なにも言うことはないね。ただ、スタッフの人数が多くて驚いて、思わず写真を撮ってしまったよ。私の契約が満了するまでに、顔と名前が一致するか心配だ(笑)」
──選手の数は38名にのぼります。
「まあ、ブラジルではさほど珍しい数字ではない。試合数が多いし、サントスでも同じくらいの人数だったよ。スタッフ間で上手く連携できるはずだし、まったく気にしていない」
──ところで、今シーズンのJ1で気になるクラブはありますか。
「どこもいい補強をしているけど、とくに名古屋がね。ジョーのような選手が来るのだから、最高の補強をしたと言うほかない。しっかり投資をしているよ」
──今日は時差ボケが残るなか、ありがとうございました。最後に今季の目標と意気込みを聞かせてください。
「クラブのスローガンが『奪還』。つまりはタイトルを獲る、奪いにいくということだ。そのために私は全力を尽くすと約束するし、サポーターのみなさんに歓喜をお届けしよう。ぜひともスタジアムに駆け付け、我々をサポートしてもらいたい。ヨロシク、オネガイシマス!」
取材・文●川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)