今ままでは大きな伸びが期待できない。育成の改革が必要。
岩政 現状のままでは、ここからの大きな伸びが期待できないのかなと。自分で考える選手を育てるには、やはり育成の改革ですよね。ショートパスやハイプレスといったような”やり方”を一貫してしまうと、それに沿った子しか育たない。
やり方を一貫する必要は無くて、簡単に言うと"考える"選手を育てましょうというのを一貫してもいい。日本人の"考える"の意味を掘り下げた上でね。それができれば、日本の底上げにつながるのではないかと考えているんです。
鈴木 スケールの大きな話ですね。そういう教育を受けた人であれば、サッカー界だけでなく、どこに行ってもワールドワイドに活躍できそうです。
岩政 先に話した教授も、「自分で考えて行動しなければいけない時代になっているのに、そういう子どもが育っていない」と言っていました。もし、サッカー界がサッカーを通して世界に通用する人材の育成ができるようになったら面白いですよね。
<<#3に続く|22日朝6時公開予定>>
【プロフィール】
鈴木大輔(すずき・だいすけ)/1990年1月29日、石川県出身。各年代の日本代表に選出され、数々の国際大会に出場。2012年のロンドン五輪では、センターバックのレギュラーとして吉田麻也とコンビを組み、ベスト4進出に貢献した。13年に新潟から柏に移籍し、16年にスペインへ。トライアウトでヒムナスティック・タラゴナとの契約を勝ち取り、現在もスペイン2部でプレーしている。
岩政大樹(いわまさ・だいき)/1982年1月30日、山口県出身。J1通算290試合・35得点。J2通算82試合・10得点。日本代表8試合・0得点/鹿島で不動のCBとして活躍し、2007年からJ1リーグ3連覇を達成。日本代表にも選出され、2010年の南アフリカW杯メンバーに選出された。2014年にはタイのBECテロ・サーサナに新天地を求め、翌2015年にはJ2岡山入り。岡山では2016年のプレーオフ決勝に導いた。今季から在籍する東京ユナイテッドFCでは、選手兼コーチを務める。
やり方を一貫する必要は無くて、簡単に言うと"考える"選手を育てましょうというのを一貫してもいい。日本人の"考える"の意味を掘り下げた上でね。それができれば、日本の底上げにつながるのではないかと考えているんです。
鈴木 スケールの大きな話ですね。そういう教育を受けた人であれば、サッカー界だけでなく、どこに行ってもワールドワイドに活躍できそうです。
岩政 先に話した教授も、「自分で考えて行動しなければいけない時代になっているのに、そういう子どもが育っていない」と言っていました。もし、サッカー界がサッカーを通して世界に通用する人材の育成ができるようになったら面白いですよね。
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【プロフィール】
鈴木大輔(すずき・だいすけ)/1990年1月29日、石川県出身。各年代の日本代表に選出され、数々の国際大会に出場。2012年のロンドン五輪では、センターバックのレギュラーとして吉田麻也とコンビを組み、ベスト4進出に貢献した。13年に新潟から柏に移籍し、16年にスペインへ。トライアウトでヒムナスティック・タラゴナとの契約を勝ち取り、現在もスペイン2部でプレーしている。
岩政大樹(いわまさ・だいき)/1982年1月30日、山口県出身。J1通算290試合・35得点。J2通算82試合・10得点。日本代表8試合・0得点/鹿島で不動のCBとして活躍し、2007年からJ1リーグ3連覇を達成。日本代表にも選出され、2010年の南アフリカW杯メンバーに選出された。2014年にはタイのBECテロ・サーサナに新天地を求め、翌2015年にはJ2岡山入り。岡山では2016年のプレーオフ決勝に導いた。今季から在籍する東京ユナイテッドFCでは、選手兼コーチを務める。