MF
６リーヘドリー・バズール　６（78分OUT）
豊富な運動量で相手にプレッシャーをかけながら攻撃にも参加し、53分には果敢にミドルシュートを放つ。しかし79分、GKへのバックパスの際にブルーマと衝突して負傷し、そのまま交代となった。
 
８ イブラヒム・アフェライ　６
中盤の中央でパッサーとしてゲームを組み立てながら、チャンスがあれば前線に上がった。16分には右サイドからパスを受けてシュートを放ったが、これはGK正面。この位置でレギュラーとなるには、もう少し運動量が求められるだろう。
 
10 ジョルジニオ・ヴァイナルダム　6.5
キープ力を見せて攻守に貢献。26分には中央からゴール右隅にミドルシュートを撃つが、GKの好セーブに遭った。目立ったプレーはなかったものの、ポジショニングが良く、ゲームを通して波のないパフォーマンスだった。
 
FW
11 クインシー・プロメス　６（37分OUT）
３トップの右に入り、守備ではディフェンスラインまで下がってSBをカバー。攻撃では、カウンターで空いたスペースを利用し、相手守備陣を脅かす。20分に負傷し、その後、交代した。
 
９ フィンチェント・ヤンセン　７（90＋３分OUT）
前半から果敢にプレスをかけ、イングランドを悩ませた。後半開始早々に迎えた、相手のミスからGKと１対１になるシーンでは得点できなかったが、50分のPKは落ち着いて決めた。さらに77分には、DFの裏を抜けてナルシンフのゴールをアシスト。
 
７ メンフィス・デパイ　6.5
左サイドからのドリブルで何度も好機を作る。11分、持ち前のスピードでDFの裏に走り込んでシュートを放つが、惜しくも枠を捉えることができず。突破力、キープ力も失われておらず、これからも活躍が期待される。
 
交代出場
☆MAN OF THE MATCH
17 ルシアーノ・ナルシンフ　７（37分IN）
負傷したプロメスに代わって右サイドに入る。相手DFのハンドを誘う（＝PK）クロスを上げ、さらに77分、ヤンセンのクロスを冷静に決めて オランダに勝利をもたらした。
 
18 マルコ・ファン・ヒンケル　－（79分IN）
負傷したバズールに代わって出場。目立ったシーンはなかったものの、アンカーとして舵取り役はこなした。
 
15 パトリック・ファン・アーンホルト　－（82分IN）
ウィレムスに代わって左SBに入り、何度か高い位置まで上がって攻撃に参加した。
 
16 ヨルディ・クラシー　－（90＋３分IN）
逃げ切るための、時間稼ぎのような交代。ピッチに入るも、即座に試合は終了した。
 
文：岡部 源蔵
 
※MAN OF THE MATCH＝この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。