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【イングランド代表 1-2 オランダ代表|採点&寸評】多くの収穫を得たイングランド!逆転勝利のオランダは若手が躍動

カテゴリ:ワールド

岡部 源蔵

2016年03月30日

ワールドカップ予選を見据えての采配を振るったブリント監督。

若手を多用し、新たな戦術やシステムを試したブリント監督。その姿勢からは、2年後のワールドカップに向けた意気込みが感じられた。 (C) Getty Images

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【オランダ代表|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 
ロッベン、ファン・ペルシやスナイデルなどのスター選手がいないなか、若手が奮闘。オフ・ザ・ボール時にはFWを含めた全員で守り、ボールを奪った際の攻撃へのシフトもスムーズに行なって何度か得点チャンスを作ったが、前半終了5分前に集中力を欠き、マークのミスから失点。後半は運動量が落ちてパスワークもうまく機能しない時間帯があったが、少ないチャンスを活かして50分にヤンセンがPK、そして77分にナルシンフがゴールを決め、逆転勝利を飾った。
 
監督 ダニー・ブリント 7
フランス戦で見せた5-3-2の守備的布陣から 4-3-3に変更。スタメンも6人の選手を入れ替えて臨んだ。負傷交代以外は79分までメンバー交代をしなかったことから、ロシア・ワールドカップ予選へ向けて、メンバーを固定し始めているようにも見えた。
 
【オランダ代表|選手採点・寸評】
GK
イェルーン・ズート 6.5
練習中に鼻を骨折したシレッセンに代わって先発。危険な場面は、完全に守備を崩された失点シーンのみで、61分にヴァーディーの高めを狙ったミドルシュートを弾き出すなど、ハイボールへの対応も光った。
 
DF
ヨエル・フェルトマン 6
前半、ペナルティーエリアでドリブル突破を図ってローズに倒されるが、PKにはならず。守備では、52分に相手の危険なクロスをヘディングでクリアするなど、安定したプレーを見せた。
 
ジェフリー・ブルーマ 6
CBでコンビを組んだブリントとの相性も良く、ストッパーとして難敵ヴァーディーにもフィジカルで負けないなど、リスクの少ないプレーを見せた。
 
ダレイ・ブリント 7
相変わらず戦術眼が冴え、ディフェンスラインから正確なパスを前線に配球。守備では、62分にはウォルコットの決定機をスライディングで防いだ。相手の攻撃時に守備ラインから前に出る動きは秀逸。
 
イェトロ・ウィレムス 5.5(82分OUT
前半は堅い守りを見せて相手にほとんど見せ場を作らせなかったが、後半はウォルコットのスピードに苦戦気味。74分にはウォーカーにドリブルで突破され、あわや失点のピンチを迎えた。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
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