MF
12 ラッサナ・ディアッラ　６（46分OUT）
４-３-３のアンカーとして中盤のスペースを埋めながら、隙を見てボールを奪うなど、戦術的には機能したが、軽卒なミスパスも……。
 
☆MAN OF THE MATCH
14 ブレーズ・マテュイディ　８
縦横無尽の動きで攻守に絡み、CKからの正確なヘッドパスで２点目をアシスト。決勝ゴールを生んだ絶妙な飛び出しは、本番でも強力な武器となるはずだ。
 
19 ポール・ポグバ　６（87分OUT）
前半は早い時間のリードもあってか、やや押さえ気味だったが、後半に再三のドリブル突破でチャンスを作る。フィニッシュに課題を残した。
 
FW
８ ディミトリ・パイエ　6.5
高精度の右CKで追加点を演出。“逆足”の左ウイングを根城に、幅広くチャンスメイクする一方で、エブラの裏をカバーするなど守備でも光った。
 
７ アントワーヌ・グリエーズマン　７（46分OUT）
自ら獲得したFKから鮮やかな先制弾。２つの惜しいヘディングシュートを放つ。前半でお役御免も、抜群の存在感を示した。
 
９ オリビエ・ジルー　6.5（73分OUT）
13分にCKからのマテュイディのパスを豪快に左足で押し込む。２人のCBを背負う状況でボールが収まらない場面も目立ったが、交替するまで攻撃に奥行きをもたらした。
 
交代出場
MF
13 エヌゴロ・カンテ　6.5（46分IN）
レスターの時よりも守備的な役割を献身的にこなしながら、機を見た攻め上がりでアクセントに。最終メンバー滑り込みに希望を繋いだ。
 
DF
17 リュカ・ディーニュ　5.5（46分IN）
エブラに代わって左SBで出場も、逆サイドからのクロスに対して危険なヘディングシュートを許すなど、守備では先達に及ばず。
 
FW
11 アントニー・マルシアル　6.5（46分IN）
左ウイングから切り込むも、62分のシュートはGK正面に飛ぶなど決めきれず。それでも、決勝ゴールをアシストしたリターンパスは見事だった。
 
FW
10 アンドレ＝ピエール・ジニャク　６（73分IN）
CFとして自らゴールをこじ開けることはできなかったが、セカンドボールから高いキープ力で決勝ゴールの起点となった。
 
MF
18 ムサ・シッソコ　―（87分IN）
ポグバに代わって右のインサイドハーフに入り、いきなり相手のファウルを誘うなど、積極性を示した。短い時間ながら、守備でも貢献。
 
文：河治 良幸
 
※MAN OF THE MATCH＝この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。