カリニッチはメガクラブへのステップアップを視野に捉える。
【File 07】
Nikola KALINIC
ニコラ・カリニッチ
◆所属クラブ:フィオレンティーナ
◆生年月日:1988年1月5日(28歳)
◆身長・体重:186cm・78kg
◆代表:クロアチア代表(26試合・8得点)
◆代表デビュー:2008年6月16日(ポーランド戦)
◆今シーズンの国内リーグ成績:19試合・10得点
ハイドゥク・スプリトで育成され、2006年に17歳でトップデビュー。二度のレンタルを経て07-08シーズンに17ゴールを挙げる活躍を見せると、EURO2008の登録メンバーにサプライズ選出されるなど一気に台頭した。
しかし、2009年に新天地を求めたブラックバーンでは2年間でわずか7ゴールと停滞。2011年にはいわば“都落ち”のような形でドニプロに移籍した。
4大リーグと比べて圧倒的にレベルが低いウクライナ・リーグでも3シーズン連続で年間10ゴール前後しか挙げられず、クロアチア代表での序列も高まらないままだったが、14-15シーズンは国内リーグで12ゴール、準優勝したヨーロッパリーグでも5ゴールをゲットと本格ブレイクの兆しを見せた。
それでも移籍市場での株価は大して上がらず、2015年夏には大きな話題にもならぬまま550万ユーロ(約7億7000万円)という決して高いとは言えない移籍金でフィオレンティーナに加入した。
しかし、獲得を熱望したパウロ・ソウザ新監督の慧眼をすぐに証明する。開幕からスタメンを任され、5節にセリエA初ゴールを記録すると、翌節のインテル戦ではハットトリックを達成。ここまで10ゴールを挙げる決定力はもちろん、ポストワークや組み立てへの関与、献身的なプレッシングなども光り、万能型ストライカーとして一気に名を揚げた。
このままフィオレンティーナを牽引する活躍を続け、EURO2016でも結果を残せば、夏にはメガクラブへのステップアップが実現する可能性大だ。
Nikola KALINIC
ニコラ・カリニッチ
◆所属クラブ:フィオレンティーナ
◆生年月日:1988年1月5日(28歳)
◆身長・体重:186cm・78kg
◆代表:クロアチア代表(26試合・8得点)
◆代表デビュー:2008年6月16日(ポーランド戦)
◆今シーズンの国内リーグ成績:19試合・10得点
ハイドゥク・スプリトで育成され、2006年に17歳でトップデビュー。二度のレンタルを経て07-08シーズンに17ゴールを挙げる活躍を見せると、EURO2008の登録メンバーにサプライズ選出されるなど一気に台頭した。
しかし、2009年に新天地を求めたブラックバーンでは2年間でわずか7ゴールと停滞。2011年にはいわば“都落ち”のような形でドニプロに移籍した。
4大リーグと比べて圧倒的にレベルが低いウクライナ・リーグでも3シーズン連続で年間10ゴール前後しか挙げられず、クロアチア代表での序列も高まらないままだったが、14-15シーズンは国内リーグで12ゴール、準優勝したヨーロッパリーグでも5ゴールをゲットと本格ブレイクの兆しを見せた。
それでも移籍市場での株価は大して上がらず、2015年夏には大きな話題にもならぬまま550万ユーロ(約7億7000万円)という決して高いとは言えない移籍金でフィオレンティーナに加入した。
しかし、獲得を熱望したパウロ・ソウザ新監督の慧眼をすぐに証明する。開幕からスタメンを任され、5節にセリエA初ゴールを記録すると、翌節のインテル戦ではハットトリックを達成。ここまで10ゴールを挙げる決定力はもちろん、ポストワークや組み立てへの関与、献身的なプレッシングなども光り、万能型ストライカーとして一気に名を揚げた。
このままフィオレンティーナを牽引する活躍を続け、EURO2016でも結果を残せば、夏にはメガクラブへのステップアップが実現する可能性大だ。
【File 08】
Laurent DEPOITRE
ロラン・ドゥポワトル
◆所属クラブ:ヘント
◆生年月日:1988年12月7日(27歳)
◆身長・体重:191cm・91kg
◆代表または国籍:ベルギー代表(1試合・1得点)
◆代表デビュー:2015年10月10日(アンドラ戦)
◆今シーズンの国内リーグ成績:21試合・8得点
RRC、アルスト、オーステンデと母国ベルギーの下部リーグのクラブでキャリアの大半を過ごし、ようやく1部リーグでプレー機会を得たのは13-14シーズン、24歳のときだった。
ただ、そこからの活躍は目を見張るばかりだ。昇格組のオーステンデを9位に押し上げる原動力となると、2014年夏に古豪ヘントへステップアップ移籍。持ち前の堅実かつ技巧に溢れたポストワークが冴え、MVP級の働きを見せて初のリーグ優勝に貢献した。
15-16シーズンも勢いは止まらず、チャンピオンズ・リーグでも堂々たるプレーを披露。チームをグループステージ突破へと導いた。
この活躍ぶりによって、ついにベルギー代表からもお呼びがかかり、昨年10月のアンドラ戦で初キャップも刻むなど、声価は上昇の一途を辿っている。
現在はプレミアリーグ方面からの強い関心も取り沙汰されるが、物足りないのが得点数。周囲を活かす術に長けるとはいえ、4大リーグでの飛躍を期すなら、ゴールセンスに磨きをかける必要がある。
Laurent DEPOITRE
ロラン・ドゥポワトル
◆所属クラブ:ヘント
◆生年月日:1988年12月7日(27歳)
◆身長・体重:191cm・91kg
◆代表または国籍:ベルギー代表(1試合・1得点)
◆代表デビュー:2015年10月10日(アンドラ戦)
◆今シーズンの国内リーグ成績:21試合・8得点
RRC、アルスト、オーステンデと母国ベルギーの下部リーグのクラブでキャリアの大半を過ごし、ようやく1部リーグでプレー機会を得たのは13-14シーズン、24歳のときだった。
ただ、そこからの活躍は目を見張るばかりだ。昇格組のオーステンデを9位に押し上げる原動力となると、2014年夏に古豪ヘントへステップアップ移籍。持ち前の堅実かつ技巧に溢れたポストワークが冴え、MVP級の働きを見せて初のリーグ優勝に貢献した。
15-16シーズンも勢いは止まらず、チャンピオンズ・リーグでも堂々たるプレーを披露。チームをグループステージ突破へと導いた。
この活躍ぶりによって、ついにベルギー代表からもお呼びがかかり、昨年10月のアンドラ戦で初キャップも刻むなど、声価は上昇の一途を辿っている。
現在はプレミアリーグ方面からの強い関心も取り沙汰されるが、物足りないのが得点数。周囲を活かす術に長けるとはいえ、4大リーグでの飛躍を期すなら、ゴールセンスに磨きをかける必要がある。