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【浦和インタビュー】キャリアハイの7ゴールを挙げる梅崎司が達した境地。「筋トレや自主トレの量を意識して減らした」

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2015年10月29日

「内容が悪いままチャンピオンシップを迎えることだけは避けたい」

2008年に加わった浦和で、8年目のシーズンに突入。様々な時代を乗り越え、充実の時を過ごしている。写真:上野雅志

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――さて、ここからリーグ戦は終盤戦に突入し、チャンピオンシップも控えています。梅崎選手は以前の2ステージ制は経験していませんよね?
 
「キャリアをスタートさせたのが2006年なので、初めてです(96年を除き、93年から04年まで2ステージだった)」
 
――「第1ステージのタイトルを獲っている」ことが、終盤戦で心理面にどう影響を及ぼしそうですか?
 
「まず、年間チャンピオンが僕らの大きな目標です。最後のチャンピオンシップで、一番上に立つこと。そのためにも、シーズンを良い形で終えなければいけません。質を上げながら、第2ステージも1位で終えたい。すでに出場権はあるけど、内容が悪いままチャンピオンシップを迎えることだけは避けたい。年間1位でフィニッシュして、最後の戦いに突入したいです」
 
――梅崎選手個人の課題を聞かせてください。
 
「決定力、ですかね。チャンスは毎試合必ずあるので、そこでいかに落ち着いてフィニッシュを決め切るか、もしくはラストパスを出せるか。その精度をもっと上げないと。そこがサッカーの最も難しいところではあるけど、もっと冷静に決め切れるようになれば、より恐い存在になれるはずです。それが一番の課題ですね」
 
――再びここぞという勝負どころでのゴールを、多くの人が期待しています。
 
「そのために日々努力し、プレーを追求していますからね。でも、あまり欲張らずにやっていきます(笑)」
 
 
取材・文:塚越始(サッカーダイジェスト編集部)
 
 
うめさき・つかさ/1987年2月23日生まれ、長崎県出身。169㌢・68㌔。長崎FC-キックスFC-大分U-18-大分-グルノーブル(FRA)-大分-浦和。J1通算214試合・28得点。日本代表1試合・0得点。07年カナダ・U-20W杯出場。09年11月に右膝前十字靭帯を損傷し、約1年かけて復帰。ペトロヴィッチ監督が就任した12年にWBに挑戦。今季はシャドーを主戦場にウイングバックをこなすユーティリティ性を武器に活躍し、自己最多タイの7得点を記録。
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