「こだわりを取り払い、今はフラットな感覚でプレーを選択できている」
――開幕から良いコンディションを保てているようですね?
「今年は常に良い手応えを得ながらプレーができています」
――今年に入り、梅崎選手のなかで意識の変化などはあったのでしょうか?
「あまりいろんなことに、こだわらなくなったかもしれません」
――こだわらなくなった?
「もちろん、変わらずゴールはいつも狙っています。ただ、一つひとつのプレーで『こういう時は、必ずこうするんだ』といったこだわりを取り払い、今はフラットな感覚でプレーを選択できていますね」
――昨季まではいろいろと考え過ぎてしまっていたんですか?
「僕たちの取り組むサッカーは、まずしっかり考えてプレーすることが重要です。頭を使うことが基本でもある。そのうえで、感じた瞬間、咄嗟に判断をどんどん変えていくのも大切な要素で、その感覚をより大事にするようになりました。だから試合全体の流れを意識しつつ、感性の赴くままプレーしている感じです」
――今まで「こだわりすぎていた」と感じるところは?
「ドリブルや動き出しといった仕掛けの部分は僕の武器であり、こだわりを持っています。ただ、どうしても良い時と悪い時の波ができてしまうものだから、1試合の中でも、シーズンの中でも、特にその部分でミスや不運を引きずると悪循環に陥りかねなかった。だから今は、あまり流れに逆らわないように、という意識の持ち方をしています。先発で出ても、途中から出ても、攻撃でも、守備でも、そのまますっと流れに身を任せる感じです」
――力みが抜けてきた、と?
「そうですね。まさにその感じに近いです」
――その意識の変化が、シーズン自己最多タイとなる7得点にもつながっているわけですね?
「なにより結果が求められた、第1ステージの神戸戦のような重要な試合で点を決められたことは、素直に嬉しかったです。ここぞ、という大事な試合で点を決められる選手を理想としてきましたから。ただし成績に関しては、まだまだ。チャンスの数を考えれば、もっと決めなければいけなかった。毎試合自分のなかで課題が出てくるので、決して満足はしていません。ただ、そういう向上心を駆り立てられる環境にいられるのは幸せなことです」
――その神戸戦、梅崎選手が決めた先制点が、結果的に第1ステージの優勝決定ゴールになりました。
「チームとしても、僕個人としても、一番ゴールが欲しい時に決められました。勝てなかったけれども(試合は1-1で引き分け。浦和は勝点1以上で自力優勝が決まった)、印象に残るゴールになりました」
「今年は常に良い手応えを得ながらプレーができています」
――今年に入り、梅崎選手のなかで意識の変化などはあったのでしょうか?
「あまりいろんなことに、こだわらなくなったかもしれません」
――こだわらなくなった?
「もちろん、変わらずゴールはいつも狙っています。ただ、一つひとつのプレーで『こういう時は、必ずこうするんだ』といったこだわりを取り払い、今はフラットな感覚でプレーを選択できていますね」
――昨季まではいろいろと考え過ぎてしまっていたんですか?
「僕たちの取り組むサッカーは、まずしっかり考えてプレーすることが重要です。頭を使うことが基本でもある。そのうえで、感じた瞬間、咄嗟に判断をどんどん変えていくのも大切な要素で、その感覚をより大事にするようになりました。だから試合全体の流れを意識しつつ、感性の赴くままプレーしている感じです」
――今まで「こだわりすぎていた」と感じるところは?
「ドリブルや動き出しといった仕掛けの部分は僕の武器であり、こだわりを持っています。ただ、どうしても良い時と悪い時の波ができてしまうものだから、1試合の中でも、シーズンの中でも、特にその部分でミスや不運を引きずると悪循環に陥りかねなかった。だから今は、あまり流れに逆らわないように、という意識の持ち方をしています。先発で出ても、途中から出ても、攻撃でも、守備でも、そのまますっと流れに身を任せる感じです」
――力みが抜けてきた、と?
「そうですね。まさにその感じに近いです」
――その意識の変化が、シーズン自己最多タイとなる7得点にもつながっているわけですね?
「なにより結果が求められた、第1ステージの神戸戦のような重要な試合で点を決められたことは、素直に嬉しかったです。ここぞ、という大事な試合で点を決められる選手を理想としてきましたから。ただし成績に関しては、まだまだ。チャンスの数を考えれば、もっと決めなければいけなかった。毎試合自分のなかで課題が出てくるので、決して満足はしていません。ただ、そういう向上心を駆り立てられる環境にいられるのは幸せなことです」
――その神戸戦、梅崎選手が決めた先制点が、結果的に第1ステージの優勝決定ゴールになりました。
「チームとしても、僕個人としても、一番ゴールが欲しい時に決められました。勝てなかったけれども(試合は1-1で引き分け。浦和は勝点1以上で自力優勝が決まった)、印象に残るゴールになりました」