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【J2前半戦終了】全22チームの戦いぶりを振り返る Vol..4――金沢、千葉、岡山、群馬、熊本編

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年07月09日

群馬――元J1勢を破る意外な強さも。若手の伸びしろは大きく、今後の成長が期待できる

2シーズンに渡りチームを離れていたが、今季から完全移籍で復帰。攻守の要として松下の存在は大きい。(C) J.LEAGUE PHOTOS

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ザスパクサツ群馬
リーグ成績(21節終了時):15位 勝点25 7勝4分10敗 19得点・29失点
 
【前半戦の戦いぶり】
 クラブ予算の低さ、選手層の薄さから考えれば善戦した。エースのタンケが3節で負傷(全治8か月)し、チームは攻撃の再構築を余儀なくされたが、服部監督の辛抱強い采配で勝点を重ねた。
 
 しかも、C大阪、京都、磐田、千葉の元J1クラブを次々に仕留める意外な強さを発揮。4、5月に2度の3連敗を喫し、17節・栃木戦では5失点で大敗するなど安定した戦いができないという課題はあるが、チームは確実に進化している。
 
 個々を見ても江坂、吉濱、カイケら若手の伸びしろは大きく、シーズン終盤の成長が期待できる。現時点では及第点と言えるだろう。
 
【前半戦MVP
松下裕樹(MF)
出場停止を除く全試合にフル出場。気迫溢れる守備と正確なパスで若いチームを牽引している。

文:伊藤寿学(スポーツライター)
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