千葉――自動昇格を目指すなかで4位は不満足な出来。持ち前の堅守には綻びも。
ジェフユナイテッド千葉
リーグ成績(21節終了時):4位 勝点36 10勝6分5敗 31得点・20失点
【前半戦の戦いぶり】
9節からボランチの佐藤勇が負傷欠場すると(19節から復帰)、パウリーニョの負担が増え、守備力が低下。全員がハードワークし、堅牢さを誇っていた守備に綻びが生じ、失点が増加している。
攻撃面では良い距離間を保てると、リズム良くパスを回せるが、相手のプレスが厳しいとロングボールを多用してしまう悪癖を露呈。クロスからの形に固執しがちで、引いた相手を崩す工夫が少ない点も課題と言える。
攻守の問題点の改善や、試合の流れを変える選手交代など関塚監督の采配にも疑問が残る。序盤の好調も、自動昇格を狙うなかで4位という現状を考えれば、納得できる前半戦ではなかった。
【前半戦MVP】
ネイツ・ペチュニク(FW)
チーム最多となる8得点を挙げ、アシスト役としても機能。労を惜しまない守備も見せる
文:赤沼圭子(フリーライター)
リーグ成績(21節終了時):4位 勝点36 10勝6分5敗 31得点・20失点
【前半戦の戦いぶり】
9節からボランチの佐藤勇が負傷欠場すると(19節から復帰)、パウリーニョの負担が増え、守備力が低下。全員がハードワークし、堅牢さを誇っていた守備に綻びが生じ、失点が増加している。
攻撃面では良い距離間を保てると、リズム良くパスを回せるが、相手のプレスが厳しいとロングボールを多用してしまう悪癖を露呈。クロスからの形に固執しがちで、引いた相手を崩す工夫が少ない点も課題と言える。
攻守の問題点の改善や、試合の流れを変える選手交代など関塚監督の采配にも疑問が残る。序盤の好調も、自動昇格を狙うなかで4位という現状を考えれば、納得できる前半戦ではなかった。
【前半戦MVP】
ネイツ・ペチュニク(FW)
チーム最多となる8得点を挙げ、アシスト役としても機能。労を惜しまない守備も見せる
文:赤沼圭子(フリーライター)