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【ルヴァンカップ採点&寸評】名古屋 2-0 C大阪|自慢の“カテナチオ”で名古屋が大会初制覇!!C大阪は相手の堅守を崩せず

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2021年10月30日

C大阪――清武、大久保らも不発

乾らも沈黙。C大阪攻撃陣はゴールを奪えなかった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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MF 
23 乾 貴士 5
中に絞ってポジションを取り、ボールを受けてリズムを作ろうと試行錯誤。名古屋に警戒され、その対応を越えることはできず。「5.5」と悩むも、チームの中心を担う存在だけに、見る目は厳しくなってしまう。

25 奥埜博亮 5.575 OUT
前半は後方のエリアを原川に任せつつ、前に出て攻撃に厚みを加えようとした。神出鬼没な動きも、よりパスを引き出せれば良かったか。

FW
29 加藤陸次樹 5(55 OUT
前半に一本、シュートを狙うも枠の外。山田との距離感を意識して崩そうとの狙いはよく感じられたが、爪痕は残せず。やや厳しい評価に。
 
34 山田寛人 5(HT OUT
前半の終盤に裏への飛び出しからチャンスに絡むも、モノにできず。大一番でアピールといきたかったが、ハーフタイムで交代に。こちらも評価はどうしても辛くなってしまい……。



 
交代出場
MF
10 清武弘嗣 5(HT IN
引いてきた相手に対し、状況を打開するために後半頭から投入される。しかし、スペースがなかっただけに十分なプレーエリアを確保できず、本調子でないのかパスミスも。

FW
20 大久保嘉人 5(55IN
1点を追う状況でピッチへ。松田のシュートに飛び込んでコースを変えるも、枠には飛ばせず。救世主にはなれなかった。

FW
32 豊川雄太 5.575IN
積極的に動いて前線を活性化させようとしたが、やはりゴール前をあれだけ固められると……。シュートも打てず。


監督
小菊昭雄 5.5
流れを変えようと清武を後半頭から送り出すも、打開策にはならず。先に失点を喫し、その後、相手の守備を打ち破る策を提示できなかった。試合後は自らの力不足を口にし、選手を勝たせてあげられなかったことを悔いた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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