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「自分で突破できると思っても…」五輪世代・三好康児が明かすベルギーと日本の“違い”【インタビュー/前編】

カテゴリ:海外日本人

江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

2021年05月20日

「自分のクオリティが高ければ、監督が代わってもプレーし続けられた」

1月にはコロナ感染も経験。監督交代の直後だっただけに、ブランクは「もったいなかった」。(C)Getty Images

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――(今年1月に上海海港へ去ったイバン・)レコ監督の退任、それに伴う(フランク・)ベルコーテレン監督の就任は突然決まった印象でした。

「ちょうど年末の最後の試合の2週間前くらいから噂が出始めて、いざ年が明けたら本当に行っちゃったみたいな。監督が変わるまでは、わりとあっという間でしたけど、その時期はチームとして少しバタバタしてた部分はありましたね」

――サッカーのスタイルも変わった?

「けっこうガラッと変りましたね。レコ監督の時は、ボールを保持して後ろからビルドアップしながら前に人数かけて崩していく、その中でチャンスがあったら速い攻撃を狙っていくという戦術でした。ベルコーテレン監督になってからは、まず守備から入って、前線にフィジカルの強い選手を置いて、少人数でもカウンターを狙うやり方になりました」

――シーズン後半に、出場機会が減ったのは、監督交代の影響もあった?

「少なからず影響はあったかなと思います。より守備的にフィジカルの強い選手を選んでいく中で、自分がやっていた右ウイングにも身体の強い守備的な選手が起用されるようになりました。ただ、自分のクオリティが高ければ、監督が代わってもプレーし続けられたと思いますし、結果で証明できていれば、『代えられない選手だ』と思わせられた。自分に足りない部分もあった」
 
――1月に新型コロナウイルスに感染した際は、どんな生活をしていた?

「コロナにかかったと連絡を受けてからは、2週間自宅で待機していました。3日おきに検査をして、まだ陽性が出たので。同じタイミングで陽性になったチームメイトがもう一人いたので、トレーニング再開後も、最初はその二人だけでチームとは全く別メニューで身体を動かして、チームにすぐ合流できるように準備をしていました」

――症状はなかった?

「喉の違和感や痛みとかはありましたけど、熱がなかったのは幸いでした」

――その時のブランクは後に影響があった?

「身体の部分はそこまでなかったですけど、監督が代わったばかりのタイミングだったで、そこで2週間抜けたというのは、影響があったと思います。その間に試合ありましたし、新しい監督の前で自分がパフォーマンスを見せられないというのは、もったいなかったですね」
 
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