5試合で得た感覚をもとに、各々が微修正を施そうとしている。
リーグ戦5試合を戦い終えた選手たちはまさに今、それぞれが「山雅スタイル」をJ1仕様に調整している段階だ。J1での豊富な実績を持つ田中は、完敗を喫した柏戦でさえ「自分たちのサッカーをしていれば、勝点3も得られたと思う」と振り返り、こう続ける。
「俺たちは全員で走ってカバーし合うチーム。相手どうこうより、自分たちのサッカーを貫いて勝つことが、自信にもなるし、結果にもつながる。それが今、できていないのなら、もっと走り、もっとスプリントをする。それだけです」
3バックを務める酒井もまた、最終ラインを押し上げるタイミングについて「心の持ちようというかね。もちろん状況によって対応は異なるけど、もう少し中盤のスペースを消さないと自分たちらしさは出ない。せっかくの(J1の)舞台なんで、もうちょっとチャレンジしないと」と、5試合で得た感覚をもとに微修正を施そうとしている。
「失点を減らさないことには、我々のようなチームは上には行けない」と言い切る反町監督は、次節の山形戦を「次の試合が非常に大事なのは明白な事実」としたうえで、次のように語っている。
「(スタメンを固定してきたが)チーム内で、もっと争って、見直すべきところを見直すサイクルなのかもしれませんね。(チームとして)より良いものを求めていかなければいけない」
4月18日、アウェーに乗り込み、同じ昇格組の山形との一戦で、微修正を加えた「山雅スタイル」を表現できるか。”J1新入生”の松本にとって、この試合の結果と内容が、今季の命運を大きく左右するものになるのは間違いない。
取材・文:谷沢直也(サッカーダイジェスト編集長)
「俺たちは全員で走ってカバーし合うチーム。相手どうこうより、自分たちのサッカーを貫いて勝つことが、自信にもなるし、結果にもつながる。それが今、できていないのなら、もっと走り、もっとスプリントをする。それだけです」
3バックを務める酒井もまた、最終ラインを押し上げるタイミングについて「心の持ちようというかね。もちろん状況によって対応は異なるけど、もう少し中盤のスペースを消さないと自分たちらしさは出ない。せっかくの(J1の)舞台なんで、もうちょっとチャレンジしないと」と、5試合で得た感覚をもとに微修正を施そうとしている。
「失点を減らさないことには、我々のようなチームは上には行けない」と言い切る反町監督は、次節の山形戦を「次の試合が非常に大事なのは明白な事実」としたうえで、次のように語っている。
「(スタメンを固定してきたが)チーム内で、もっと争って、見直すべきところを見直すサイクルなのかもしれませんね。(チームとして)より良いものを求めていかなければいけない」
4月18日、アウェーに乗り込み、同じ昇格組の山形との一戦で、微修正を加えた「山雅スタイル」を表現できるか。”J1新入生”の松本にとって、この試合の結果と内容が、今季の命運を大きく左右するものになるのは間違いない。
取材・文:谷沢直也(サッカーダイジェスト編集長)