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「彼は何を話した?」ドイツ誌記者が食いついた、遠藤航の好パフォーマンス。背番号「3」は今、シュツットガルトの“芯”だ【現地発】

カテゴリ:海外日本人

中野吉之伴

2020年02月24日

『kicker』誌の評価はチーム内トップタイ

遠藤の貢献は、昇格の鍵を握っている。 (C) Getty Images

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 2月13日付の『kicker』オンラインには、「遠藤、0からトップへ」という見出しの記事がアップされた。

 同誌の平均採点3.25というのは、ダニエル・ディダビとともにチーム内トップ(同日付けの集計)。現在はレンタル移籍中だが「買取オプション行使に向けて交渉を開始している」というスポーツディレクターのスベン・ミスリンタートのコメントが紹介され、今のチームでいかに遠藤が重要な役割を担っているかが強調されていた。

 シュツットガルトは、2部リーグでは間違いなくトップレベルの戦力を揃えるクラブだ。そのチームに遠藤という芯が加わり、ブレ気味だった攻守のバランスに極上の落ちつきをもたらした。おかげで攻撃陣ものびやかにプレーできるようになっている。

 とはいえ、現時点の順位は「2位」だ。3位に下がれば自動昇格ではなく、1部16位との入れ替え戦を戦わなければならない。さらに順位を上げていくためには、これまで以上の勝ち点へのこだわりが重要になってくる。簡単に失点をせず、粘り強く攻撃を仕掛けていくことが必要だ。

 シュツットガルトは遠藤を中心に、バランスの取れたゲームコントロールをコンスタントに続けることができれば、昇格への道はきっと見えてくるだろう。
 
筆者プロフィール/中野吉之伴(なかのきちのすけ)

ドイツサッカー協会公認A級ライセンスを保持する現役育成指導者。執筆では現場での経験を生かした論理的分析が得意で、特に育成・グラスルーツサッカーのスペシャリスト。著書に「サッカー年代別トレーニングの教科書」「ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする」。WEBマガジン「中野吉之伴 子どもと育つ」(https://www.targma.jp/kichi-maga/)を運営中。
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